子育て①妊娠~6

胎動を感じて、改めて

あっ私の中に何かいるんだ

と実感した。

泣いている私を励ましていたのか

こっちに酸素が回ってこなくて苦しいだろ~!と怒っていたのか

はたまた悲しんでいたのかはわからない。

でもこんなに近くにいつも誰かがいてくれるということが、嬉しかった

1人じゃない


とても小さくて、守ってあげくてはいけないはずの

おなかの中のわが子が

私を支えてくれる大きなパワーに変わった


それと同時に、そんなわが子の父である夫のことも

改めて大切に思えた

弱音ばかり吐いてないで

子どもが生まれてくるまでに

もっと親としての力を身につけないと

この子が苦労しないように

家族でずっと笑って暮らせるように


まだまだ自分たちには生きていくことに対しての勉強が必要だった

知らないことが多すぎた

世の中のパパとママにおいつくように

若いからとバカにされないように


それからは毎日ネットで色々なことを検索し調べた

特にわからなかったのはお金のこと

税金もよくわからなかったし、保険もわからない

出産に関するお金のことも心配だったし、手続きに不備がないように、本当に毎日必死に調べた


少しずつ少しずつ、調べたことを夫に伝え

お互い理解し合いながら妊娠期間を過ごした

妊娠が分かった秋から、気づくと季節は春を迎えようとしていた




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