新成人が家族に贈る曲「Message」

人生は物語。
どうも横山黎です。

今回は「新成人が家族に贈る曲『Message』」というテーマで話していこうと思います。

📚新成人が家族に贈る曲

2024年1月8日、今日は成人の日。20歳の若者たちのための日です。

僕が20歳だったのは2年前。あっという間の2年が経ってしまいましたが、僕はあの日のことを鮮明に覚えていて、一生もののの経験をすることができたんですよね。

成人の日の前夜に家族に曲のプレゼントをしたり、成人式で旧友たちと再会して童心に帰ったり、急遽同窓会が開かれることになったり、朝まで幼馴染たちと飲み語り合ったり.....。

成人の日の経験や20年で得た知見をいつまでも覚えておきたい。忘れても思い出せるような作品をつくりたい。そう思い、僕は『Message』という物語を書いたんです。

成人の日を舞台にしたヒューマンミステリーで、「110」というダイイングメッセージの謎を解き明かしていきます。最後の1行で全ての謎が明らかになる感動作です。

感動作なんて自分で言うなって話ですけど、実際に「感動して涙が出た」という感想もいただいたこともあります。ありがたいばかりです。

さて、そんな『Message』ですが、同名のテーマソングも自分で作りまして、さっき少し触れましたが、成人の日の前夜に家族みんなに向けて歌ったのはまさにそれです。そもそも僕は別に歌が上手いわけじゃないくせに、あのときは僕も早々に泣いちゃったからへたっぴな歌がさらにへたっぴになったし、ギターのコードも定まってなかったから旋律もおかしいところがあったけれど、家族全員を涙させるほどのパフォーマンスができたことは確かで、弾き語りをやってよかったと思ったし、この曲をつくってよかったと思いました。

この2年間、機会があれば、「Message」の曲の紹介もしてきたし、誰かの前で披露することもありました。

この動画は、僕のお気に入りのクラフトビールバー「The FAVORITE」で弾き語ったときの様子を収めています。弾き語った後、ぼくは拍手に包まれたし、初めましての人からステキな評価をもらえたし、「ブラボー」の声もいただきました。

📚メッセージを音に乗せて

僕は歌手になるつもりもないし、歌が上手いわけではないけれど、それでも歌という形で表現することには興味を持っていて、だからこそ音楽の可能性も追求したくなってしまうんですよね。

その意志を支えているのは、高校時代に所属していた顧問の先生の言葉。ビブリオバトルで東京都代表になったり、僕の小説がある文学賞の奨励賞をいただいたり、文芸方面で結果が出始めた頃、やっぱり音楽の道じゃないよねと思い、退部届を出したときのことでした。顧問の先生から退部届を受け取る条件として、こんなことを言われたんです。

「音楽はやり続けてね」

あの日の言葉を支えに、僕は『Message』を出版して、そのテーマソングをつくって、弾き語って、家族を涙させて、初対面の相手の心を動かすことができています。

上手いとか下手とか、歌詞が飛んだとか、コードを間違えたとか、そんなことは横に置いておいて、伝えたいことをちゃんと伝えられているかがやっぱり大事。自分だけのメッセージを音に乗せる。その思いが、聴く人の心を動かすんです。


📚新成人のあなたへ

音楽に限った話ではありませんね。何事もそこに込める思いが大切で、その込め方次第では大きな感動を生むことができるんです。

どんなに汚い字でも丁寧に思いを綴った手紙はやっぱり心を動かすし、どんなに稚拙な絵でも子どもが時間をかけて描いた親の似顔絵は胸を打つものがあります。

毎年成人の日に、自分の成人式のことや『Message』のこと、そして『Message』という曲を発信することは、僕なりの気持ちの込め方。新成人が20年のうちにお世話になった人に感謝と愛情を伝える文化を育てていきたいし、だからこそ、へたっぴでもいいし、言葉足らずだっていいから、自分から感謝と愛情を伝える必要があるなと考えています。

最後に、20歳のあなたに手紙を贈ります。

新成人のあなたへ

ステキな成人の日をお迎えください。久しぶりに会う友達と昔話に花を咲かせてください。今どんな場所にいるのか現在地を共有してみてください。これから何がしたいのか、どんな夢を追いかけるのか、未来を交換こしてください。きっと大切な宝物になるはずです。思い残すことなく、思いきり楽しんでください。

20240108 横山黎

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