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「HSP」うちの子の場合

息子が不登校の時期がありました。
母親としてどうしていいのか
分からず、色々な本を読んでは
何かしら解決の糸口はないものか、
と模索していました。

その時にたまたま「HSC 繊細な子」
についての本を読む機会がありました。

そしてまさにうちの息子は
「コレだ‼︎」と腑に落ちたのです。

*匂いに敏感
*音に敏感
*暗い所が苦手
*男の子同士の乱暴な
 コミュニケーションが苦手
*怒鳴り声が苦手

そして何より、、、
人の気持ちに敏感すぎました。


学校でいじめられた訳でもなく
お勉強が分からない訳でもなく、、、

ただただ 集団行動が苦手でした。
クラスマッチ、体育祭、
皆で一致団結とか、
競い合うのが大の苦手でした。

教室で一斉に黒板の方を向いて
同じ授業を受ける。

スクールカーストって分かる?」
と息子から聞かれた時には
何のことか分かりませんでした。


「上位の奴らが発言力がある。
俺は下位だから上位にいけるはずもない
ただ、へらへら笑っているだけ、、、」

皆自分の位置をわきまえて、
決してはみ出すことなく、
目立つことなく、常に
ふるまっていなければならない。

ハブられないように、
言動、立ち居振る舞い、

私おかしくない?
これで合っている?

昔から、私の時代も
発言力のある子、
大人しく目立たない子
そういう棲み分けは存在しました。

でも今は
それがより顕著で、なおかつSNSにより、
学校外でもその関係は続き、
休まることがありません。

クラスのグループLINEには
入るのも入らないのも地獄。
返信はすべきか、タイミングは?
どんなメッセージをすべきか、

クラスの打ち上げには
参加するべきか
行きたくない本音と、
行かない時に交わされる会話
が気になる、、、

ハブられてしまうかも
という恐怖、、、


学校とはそんなに
息の詰まる、
常に緊張を強いられる
場所なのか?

自分らしさを押し殺して、
命までもすり減らして
行くべき場所なのか?

うちの息子は
その場所から逃げました。

逃げる勇気が必要です。
逃げていいのです。

その勇気が持てなくて、
暗い気持ちで 日々
学校に通っている
子供達も多いのでしょう。

「HSC 敏感な子」

母親である私もずっと気が付かなかった。
ずいぶんと誤解をしていた。

今では息子は居場所を
自ら見つけて、頑張っています。

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