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【朗読版】「僕たちの五号機」2 バラック小屋と美姉

 ぼくは奥の部屋が気になっていた。
 白いものがちらちらと見えていた。女の人の太ももだった。部屋が暗いせいで、生足の白さが妙に艶めかしかった。あれがお姉さんだろうか。

 現在noteでも書き進めている「僕たちの五号機」を、YouTubeチャンネル「ちづ姉さんのアトリエ」では同時進行で朗読してもらっています。

 元旦には第二話を投稿しました。
 
【前回までのあらすじ】
 秋には両親が離婚することになり、中二の妹は近所に住む独身の中年男性宅に入り浸って、SEX三昧。そんな崩壊寸前の家族から逃れるように、長男で16歳の苫田潤は、田舎のおばあちゃんの家へひとり帰省した。


 今回は、主人公の苫田潤が夕暮れ、高台の駅に降り立ったシーンから始まります。

四年前の夏に仲良くなった山谷勇吉&陽太の兄弟が迎えにやってきて


同じ年の兄・勇吉からは感動の抱擁もされて


僕は兄弟との再会に戸惑いながらも、おばあちゃんの家へ


翌日、兄弟に誘われて、彼らの住む集落へ


そこは貧乏を絵に描いたようなバラック小屋だった


奥の部屋には、下着姿のままの美しい女性がいた


 山谷勇吉&陽太の姉・千鶴さんとの出会いのシーンまでとなります。
 
 女性の朗読と郷愁感溢れるBGM付きで、小説とはまた違った雰囲気に仕上がっていると思います。

 YouTubeチャンネルはこちらから。21歳の看護学生・ちづ姉さんが朗読&動画編集をしてくれています。他にも沢山の作品を投稿していますので、よかったら、チャンネル登録お願いします。

【ちづ姉さんの挨拶】

あけましておめでとうございます🌅

今年も「ちづ姉さんのアトリエ」をよろしくお願いいたします✨🎍

今年はチャンネルをさらに盛り上げていく予定です!もう既に柚木怜さんや匠芸社の皆様ともお話は進んでおり、今からワクワクしてしまいます💓

看護学生としては2年生という、ちょっぴり忙しい年の中の活動となりますが、温かく見守ってくださるととても嬉しいです

皆さんも、この1年がまた素敵な年となりますように💫

ちづ姉 元旦


第一話はこちらから。


小説はこちらから。


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