事実、概念、考え方は教科書、参考書に書いてある

では、それを説明する「授業」は何のためにあるのか。

学習者が教科書だけでは理解できないから、具体例などを示して説明するため？
もし学習者が、単独で教科書の内容を理解できないのであれば、
教科書の読み方を教えることが必要なのでは。

教科書から読み取れない部分を、
別の人間が口頭で補足、言い換え、具体化を行い
理解させることは学習者のにとってベストなのか。

また、教科書や参考書だけでは得られない何かを授業で与えるとしたら
それは何なのか？
ほかの学習者とのディスカッションは、教科書よりも深い学びや概念の定着に効果的だと思う。

学習者がどうなることを理想としているのかを整理して、
授業の目的、位置づけを明確にしていきたい。