コーゴ・レート

コーゴ・レート

最近の記事

  • 固定された記事

自己紹介-fff

私のこと 性  別:🚹 生年月日:2004年、夏生まれ 現在は大学生です。 アイコンは先日撮ったプリクラです。 好き、嫌い 好きなもの:オムライス、本(小説、詩歌など)、indigo la Endを筆頭とした川谷絵音バンド(造詣浅め)、お金、スプラトゥーン 好きなこと:ゲーム(スプラトゥーンのみ)、読書、音楽鑑賞、カラオケ、散歩 嫌いなもの:魚介類、お金、親、人混み 嫌いなこと:浪費、必要以上の食事、早起き 恋愛 私を知る上では必須だと思います。が、ここで

    • 0924

      2024.5.4  いまはまだ分からない。恋なのか否か。怯懦かどうかも、分からない。  神妙な心持ちで音楽を聞けば以前は涙が溢れていたのに今はもう何も溢れてこない。目立って乾ききっている。メロディーだけは潤っている。  朝、いつもは起きるのを躊躇う時間に今日は嬉々として起きた。シャワーを浴びて支度をする。予定より早く家を出た、はやる気持ちが行動に出るから。うかうかしていられないのは自分だけだったのかも知れないと思ったのは爆友が遅刻したからだ。  まったく、今日は私が好きな

      • それでも愛している

         ずっと幸せでした。今日までずっと、本当に楽しくて嬉しくてあなたを知った日から幸せでした。  まさか自分が泣くとは思っていなかった。だって、もう次の恋が始まろうとしているから。  それに彼女は、時々大きな嘘をつく。実際嘘をつかれていた。だから、電話するってなった時、泣くなんて思いもしなかった。却って腐す気持でいた。  話題が私たちのことになり、夢が叶いそう〜とか、夜職はやめて! とか話しているうちになんだか異常なほど切なくなって、泣けてしまった。ずっとずっと好きだったから。

        • 呪いあるいは呪い 短歌

          ノロイアルイハマジナイ 花束は今日も電車に忘れて来たよ幾度目の失恋だろね 春が来てその次来たら知り合って一年経つのにまるで一ヶ月 恋してた。ウソ、恋してる ありのまま 今起こったこと Fall in Love 命からがら逃げてきて 振り返ればまた死ぬのかな 前みたいに 薫る風 消えてしまえど 香る風 釣られて泥む 逍遥日和 相合傘。滴のついた左肩 払ってくれた小さな手を、 よくハモる 汚いものを見た時に「「死んでしまえ!!!」」って。これはない。 牡蠣食えば鐘

        • 固定された記事

          forget-me-not

          藍微塵  私はあの人を愛している。  友人らにこの鼬のような恋路を語れば、「気が触れている」「やめた方がいい」なんて言ってくる。彼らは客観的な見解を述べており、そしてそれは恐らく、正解か不正解で言えば正解なのだろう。  正直に申し上げれば、私だって、わかっている、わかっているさ。これ以上は駄目なんだって。引き際は疾うに過ぎているって。  でも違う。全く違う。私の主観はそう言う。そんなものは私の中では何の意味も持たない。正解だけが全てではない。大切なのは、いかに包容するかだ。

          seventy-seven

          全肯定すれば鬱、だって  ねえ、君。なんだか僕、すごく不思議な心持ちなんです。もう一生会うことなんてないのかなって、そう思って自殺したい夜もありました。親友のおかげで、今度会うことになってからワクワクして寝付けなくなりました。それで、今日(2024年3月24日)の夜、唐突に君からメッセージがきて……とてもとてもびっくりしました。どことなくそんなことはないって感じていたからかも知れません。  会ったらどんなことを話そうかなって思っていたけれど、今は、進行形で綴る君への言葉を模

          盲目的な百年の恋

          盲目的な百年の恋  出会ったあの日は、7月27日でした。初めて連絡を取ったのは7月19日でした。次に会ったのは8月10日でした。本当はその日に初めて会う予定でしたが、あなたのファインプレーでそれより前に会うことになりましたね。  しかしそのあと音信不通になりました。  それがいつだったのか、何がきっかけだったのか覚えていないのですが、連絡する程度の仲になりました(きっと親友の取り計らいでしょう)。  9月21日、確か深夜だったような気がします。あなたからLINEスタンプがプ

          盲目的な百年の恋

          亡羊(戯作)

          Ⅰ  曩時、まだ沛然と陽射しが降り頻り道行く人もみな淋漓として汗を滴らせ、夏という季節が常永久に続くと錯覚してしまう日々のことだった。その錯覚に胡乱はなく、またそれを否定するにも胡乱はなかった。  悪丁寧を嫌ってか、懶惰に身を任せてか、恭謹を欠いてか、分からないがMは定刻を過ぎても連絡も寄越さず現れなかった。苛烈な溽暑の午下、私は天使が通らない駅の側の本屋の隣の階段の下の方で瞑眩により澌尽していた。  暫く経ち、着いた、と連絡があった。私は彼女が私と会うことに吝かであると推

          無腸公子

          盛大に弔おう、と、心の中で確かに思った。友の失恋は“私達”が弔わなければならないから。それがどんなに不足だとしても。 いつまでも仲良く居てくれてありがとうございます。私達の出会いは、全く不明瞭でいつからこんなに仲良くなったのかさっぱり分かりませんが、こうして今も交流がある友人は私としては数少ないので、大切に思っています。 昨晩の出来事には私も心を痛めました。それなのに、あなたの失恋やその傷心に対して、私がほとんど何もしてやれないことは、とても辛く思います。あなたは凄く素敵

          潤った愛す声で

          潤った愛す声で、夢から覚めたら恋をして  目の前にあるのは白い天井に白い壁、小さな電気ストーブが小で点いている。最後に話したのは一月くらいだった。電気ストーブを点けるのを忘れていたと、言っていた。私の部屋は毎年、電気ストーブで温められている。枕と小さめの毛布をベッドの頭側に寄せて背もたれを作り、足を伸ばして本を読む。直ぐ右にある卓袱台にはいくつかの本とCDレコーダーがある。  CDレコーダーは何年も前のものではあるが音質は十分だと思われる。それ以外のものを知らないので他に何

          潤った愛す声で

          紅藍 短歌

          クレナイ 想い出をくれた貴女のせいでした 暮れない恋が始まったのは いつだってサンクコストに生きているだから引き際見紛うなって 紅に色付く空はこれからの俺ら二人を照らす色じゃない 歴史的瞬間でしたワタクシが恋に落ちるの千年振りで 過剰なルッキズムのなか生きる私たちを抱き締めたい、撫でたい 恋をした 八月、某、月明かり 梅雨に戻った様に降る雨 溢れ出た恋の心に見返りはいらないけれど捨てはしないで 底無しの沼に浸かってじゅくじゅくの愛に溺れて火傷しちゃった 一、

          雌伏

          雌伏  当時私は十七歳で、あなたも十七歳だった。  告白をされた時は不思議なことにこうなるだろうと予感していた。だから動じなかった、しかし確かに心は舞い上がっていた。実際、その時分、母に言われたことを覚えている。 「なんか最近元気だね、家事もやってくれるし」  こう言われた。無意識だった。  そしてそれをあなたに伝えたことも記憶している、暗に「君のおかげで毎日幸せなんだぜ、俺は」と言いたげに……。  あれは、いつだったろうか、私は日記を繰って記憶を探る。けれども、あれについ

          行ったり来たり、泣いたり笑ったり

          行ったり来たりしないでよ、心変わりとか言って 2023年8月24日~2024年2月12日 「愛」 死ぬほど愛して欲しい、なんなら死んでしまっても良い、そしたらぼくも死んで永遠に一緒に眠ろう 夜は寒くなる 何故って、夜はあなたが眠ってしまうから あなたに会えない時間は早く過ぎて欲しい あなたに会える時間はずっと続いて欲しい あなたは僕を愛していない あなたは僕を軽んじて嘲る 僕の知らぬ男の名を吐き出すように呟いて…… 僕はぼくの不甲斐なさと懶惰を諫める そして 不自然な

          行ったり来たり、泣いたり笑ったり

          宿酔

          宿酔  私が絶望したのは雨風の強い日のことだった。  仲の良い友人(I)に恋人ができて以来、遊んだ記憶がなく久しぶりに会う約束をした。Iの提案で、密かに(?)私が恋心を抱いている相手(N)も誘うことになった。  雨風の強い日のことだった。二人は少し遅れて来た。定刻を過ぎても現れないのは二人の常例だから、予想の範囲内であった。  我々は合流しコンビニを経由した後にカラオケへ向かった。一つ目のカラオケは満員で駅の反対口にある方は空いていた。カラオケは平生から行くのに、この日この