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なんとなく料理。

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れいちゃんは決して料理のプロではありません。ですが上手いという事実に揺るぎはないのです。
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記事一覧

タンドリーチキンの上で血迷うローズマリー

【ローズマリーによる語り@タンドリーチキン山頂付近】 どうも。あたしローズマリーよ。 和訳…

結局のところ「芋」って何なのでしょう?

京都府産 海老芋(こえびちゃん)芋、とは一体何でしょう。 分かっています。 じゃがいも、さつ…

分かり合えそうで、分かり合えない桜エビと春キャベツ。

桜エビ=桜 春キャベツ=春キャ 桜「は〜るきゃべつさん〜!なんだかお料理で私達がお呼ばれす…

弓削剽柑に名を授けた柑橘の神様。

【柑橘の神様】 「この世にもうすぐ生まれん新たなる柑橘よ。まず其方はどんな形に生まれたい…

あまり筋の通っていないフキ

【友達との約束を断る時のフキ】 「ごめん、僕今体調がすごく良いんだよね。でも、明日体調を…

甘酸っぱいってどんな味だっけ?

母と兄と初めて行く3人での旅行。 新宿から特急に揺られる車内のお供に、と 前日からアップル…

ビシソワーズは何℃までビシソワーズなのか

幼き頃に“手羽中”という存在を知った時。 それはそれは嬉しい気持ちでした。 それまで世界には“元”と“先”しか手羽界には存在しないと思っていたあたくし。手羽元でも、手羽先でもない、名もなき存在に名前があったことにこの上ない喜びを感じたからです。 名もなき存在に名があることを知ること。 というより、そもそも名があること。 これはとてつもなく偉大なことなのです。 しかし、そんなあたくしの前に 1つの問題が立ちはだかりました。 じゃがいもの冷製スープであるビシソワーズ。 ビ

菜の花を綺麗と思うか、美味しそうと思うかの場所の境界線について

“房総菜の花ロード”なんて聞くと辺り一面黄色の絨毯で埋め尽くされた菜の花畑を想像すること…

語呂の良さだけで春キャベツの春巻きを作ってしまったけれど。

春キャベツ。 言わずもがな春に美味しいキャベツです。 柔らかくて、色が濃く。 そしてみず…

我々がハンバーグを作っていると思っていたけれど、実は我々の為にハンバーグになって…

〜ハンバーグ養成所にて〜 【教官】 「えー、これからハンバーグになる皆さん初めまして!」…

もしアンパンマン界にトマトパンナがいたとしたら

トマトパンナ 「アンパンマンこんにちは!ちょっと質問なんだけど、アンパンマンって困ること…

好きなあの子のお花見への誘い方。

①入門編 来週、桜が見頃だって!^^ もし良かったら、一緒にお花見行かない?? もちろん友…

レイニーな日にいただいたサニーレタス

雨の日にサニーレタスをいただきました、れいちゃんでございます。 しかしですね。レイニーな…

お赤飯ならぬお赤パンを作ってみた。

特に祝い事などはないのですが、 出会いと別れの季節である今日この頃。 お赤飯が頻出する時期と仮定しました。 しかし、ひねくれ者のあたくしは思いました。 お赤飯があるなら。 お赤パンがあってもいいじゃないか。 米好きとしては失格ですが 急にパンを擁護する気持ちが芽生えてきたのです。 その気持ちは強力粉へ。 ドライイーストへ。そして塩と砂糖へと届き、 彼らはボウルの中で三位一体となりました。 そこに“お赤”と絶妙なネーミングを施された 自家製のあんこを混ぜ込み発酵を経て