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死にたくて生きたかった2年前と、大舞台に挑んだ1年前

(読み返したらよく分からない文章でしたが温かい目で...。)

本日は少しお真面目です。
まあ、あたくしはいつだってお真面目なのですが。

文章を描いている時は特に何も考えず
ポンポンポムポムプリンアラモード的な感じで描くことが多いです。

ですが本日は少し心を込めて。
と言うか心と少し向き合って。
NOTポムポムで描いていこうかな。

遡ること2年前。
2021年10月14日。

れいちゃんはは1年後、
2022年の自分に宛てた手紙を描いていました。
必死に心と向き合っていた時期です。

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今日は2021年10月14日。

少し落ち着いた気持ちで書いているよ。
一昨日は「いのちの電話」にかけてしまうほど、
どうしたらいいかわからなかったけど。

kenohiでチャイティー飲んで。
精神科の後にママと話してみて
救われたような気持ちになったからすごく。すごく幸せ。

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インターンで身体の悲鳴を無視して働き続けたこと。
身体が食事を受け付けなくなって食べるのが怖くなったこと。
コロナで大学にもバイトにも行けなくて友達に会えなくて。

就活の時期も重なって。家族に気を遣いながら
オンライン面接を受けるのが強烈に負担だったこと
(実家で私の部屋はリビングの横だったから余計に)
ずっと家で家族といてストレスが凄まじかったこと。

インターンで会社に行こうとすると過呼吸になり。
大学でリモート出社しようにも夏休み期間で大学が閉鎖。
家に居たくなかったので家出やコンビニのイートイン、
駅のベンチで過ごす日々。

多分身体は限界でした。
自覚はなかったし、痩せた自覚も何もなかったです。

死にたかった、というか。
消えたかったのかもしれません。
前者と後者の違いが

“人に迷惑をかけるか否か”

にあるとすれば。

見兼ねた母が精神科に私を連れて行きました。
当時は連行された、と思っていました。
初めて会った相手に体重を言ったら驚かれて。
3食の記録をつけるようにと言われました。
飼育されるハムスターになった気分でした。

母に

「動物になった気分。もう行きたくない」

そういえばどこかに行きたくないと
本気の意思表示をしたのはあの時が初めてだったかも。

心が不安定な日とそうでない日が続いて。
いのちの電話にかけて。だけど繋がらなくて。
よく分からなくなって、私のお守りのようなカフェ
kenohiの店主ひかるさんに連絡をして温かいチャイを飲んで。

そんな誰にも見えない心の中で精一杯闘っていた時。

蔵前の「自由丁」という場所で1年後の自分に
手紙が描けることを知りました。

紙の前では不思議と言葉がスラスラ浮かんできました。
心の中から私が私を叫びました。文章だけではなく
少し余白を持たせた太陽とお花の絵も描いて。

「残りの余白は未来のれいちゃんが埋めてね」

と。

当時聴いていた3曲。

⚪︎RADWIMPS「棒人間」
⚪︎三浦春馬「Night Diver」
⚪︎幾田りら「ANSWER」

僕は人間じゃないんです。本当にごめんなさい。
ーRADWIMPS「棒人間」

私は人間じゃないのかもな。
人間じゃなくて機械だったらな
そんなことを思ったり。

情けないこの心に生きる理由を与えて
ー三浦春馬「Night Diver」

それでも生きたくて、生きる理由が欲しくて。

過ぎさった時間をもう一度やり直せても、僕はまたきっとこの道を選ぶ
ー幾田りら「ANSWER」


生きる理由は自分が良くって。
私はまだ、この先も生まれ変わっても私でありたくって。

そんな2年前でした。

そして、2022年10月14日。
郵便番号だけ実家の手紙がポストに入っていて。

家を出て行く!と必死になっていたけれど
まだまだ郵便番号まで覚える余裕がなかった1年前の自分を
微笑ましく思って手にした手紙。

1年前といえば、母校で初めてのおむすび出店でした。
出店を控えてあっぷあっぷだった私。そりゃあそうです。

「出店者募集」と露店を募る募集にな〜んにも考えず
「200個のおむすびを販売します」
なんて審査が通ると思わず調子に乗って書いちゃって。

そんな私の元に届いた手紙。

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どれほどぐ〜たらしていてもいいです。
忙しくてもいいです。

少しだけ1年前のことを思い出してくれませんか?
温かいコーヒーでも飲みながら。

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そんな冒頭で始まる1年前の自分からの手紙にふいに涙が。
1人で200個のおむすびを売る

いのちの電話をかけていた自分からしたら
とてつもない大舞台への挑戦。

だけど1人じゃなかった。
200個の完売は沢山の支えがあって達成したことです。

行列が出来て
完売して、
もぬけの殻に状態で撮った写真

「どれほど余裕がなくても無条件にあなたを好いてくれる人がいることをどうか忘れないで」

手紙の最後に書いてあったこの文章を
決して忘れないようにしていたいです。

生きててよかった。
10月14日が来る度にきっと思います。

(外部出店場所でおむすびを作ってはいけないことは現在は承知しております)

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○1年前の自分から手紙が届きました。

○215個完売。おむすびに出来た行列の光景を思い出して目頭が熱くなる。


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