見出し画像

スウェーデンに暮らす人々をのぞけば。

『北欧』と聞くと、そのデザインやインテリアなど"上手く言えないけれど、なんとなくいい”が詰まったそんな印象を抱くのは私だけでしょうか?

とはいえ、北欧には一括りにしてしまうには少しもったいないほど、各国それぞれに異なる自然環境や文化、人々の価値観が根付いた3か国によって構成されています。

マリメッコやムーミン、サンタさんで知られるフィンランド。
オーロラやフィヨルド、アナと雪の女王の舞台で知られるノルウェー。
シナモンロールやIKEA、北欧のヴェニスとして知られるスウェーデン。

今回は、そんな個性的な3か国の中でも特にスウェーデンに着目し、2本の記事を執筆致しました。スウェーデンで暮らす人々の考え方、そして彼らの習慣を深ぼると、日常を少し肩の力を抜いて過ごせるようなヒントがいくつもありました。

"ほどほど”に生きるには?スウェーデンの“Lagom”に学ぶ『ちょうどよく』生きるヒント

【概要】
北欧のスウェーデンの人々に根付く“lagom”と呼ばれる考え方。
完璧主義の私からは喉から手が出るほど心がけたい『ほどほど』を表す言葉です。

ついつい頑張りすぎてしまう私達。だけど、日本にも『腹8分目』とか『適度に手を抜く』とか。lagomに相当する言葉があることにはある。それならばどうして北欧の人々の個人の観念にまでlagomは浸透していて、日本の個々の観念にはまだまだ浸透しきれていないのかな?そんな疑問をもとに深掘りをしてみた文章です。

“ほどほどに生きたい”

本当は、自分の心を投影した文章かもしれません心を緩めたくて自分に向けて描いているような気がします。

ちょっとした生きるヒントになったら嬉しいです。


スウェーデンのフィーカ文化と日本の農家さんの休み方から教わる ~心を癒す休憩時間~

【概要】
スウェーデンを中心とする北欧に根付く“Fila(フィーカ)”と呼ばれるお茶文化。「Ska vi fika?(お茶しない?)」と誘う形で誰かと一緒に甘いおやつと共にお茶をする文化が日常的に根付いている。

10:00と15:00に取られることが多いこのフィーカの時間。ふと、とある光景を思い出しました。そう、私が住み込みをした山形と北海道の農家さんでの
休憩時間。あの時の休み方にそっくりなんです。

⚪︎10:00と15:00に15-30分ほど取ること。
⚪︎食事ではなく、一緒に時間を過ごすのが目的であること
⚪︎相手の人となりを知れる効果があること
⚪︎仕事の効率やモチベーションをあげる効果があること

遠い国の習慣と思っていたことが、実は日本の農家さんの習慣とも紐づいていた。すごく新しく、心温まる気づきでした。

皆さんも、食事とも違う。家族や友人、仕事仲間と同じ時間を共有することを目的としたゆるい休憩時間を取ってみては?

日常に息苦しさがある時、空を見上げて数千キロ先の違う国の人々を想像すると少し呼吸がしやすくなるかもしれません。

少し力を抜いていきたいと願う時。そして誰かと過ごす時間が豊かなものであるように。今回紹介したスウェーデンの人々の文化的日常が、皆さんの日常のヒントとなれば幸いです。

【執筆/ポートフォリオ一覧】


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?