ReiCoen

バックパックを背負って自転車で世界旅行をしたりしている人。

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最近の記事

値段を聞いて商品を買わなかったことにケチつける革職人の話

一時期 twitter(現 X)で、 「クリエイターの値付けに文句を言う輩が多すぎる」 というツイートをよく目にした。 「原材料がかかってない」とか 「誰でも描ける」と言って値下げ交渉してくるというのだ。 それは拒否して OK だと自分も思う。 でもね、じゃあ「値段のせいで買わなかったりガッカリしたりするのは悪か」と言われたら、絶対に NO! これは、クリエイター側が悪いか、客の個人的な問題なんだよね。 なのに、怒ってくる人に会ってしまった。 おそらくこの「値付けの問

    • 幼児が店を開いた話

      年齢はさだかではないが、たしか幼稚園に入るか入らないかの頃に、店を開こうと思った。 お店屋さんごっこではなく、本物の店だ。 当時、自分はお金を使ったやりとりというものに憧れていたので、その延長線だったのだろう。 本気だった。 売れそうなおもちゃをいくつかピックアップし、玄関先に出たのだが、さて、ここでひとつ疑問が浮かんだ。 お客さんはどうやって店の存在を知り、どのようにして来るのか。 その導線の仕組みがわからない。 小さい頃は知っている店しか行かないし、そもそも誰か

      • ゲームで学ぶ "アドバイスが足を引っぱること"

        かれこれ6年ほどやっている、Dota2(ドータツー)というゲームがある。 自分はゲームをしていく中で、コミュニケーションにおける大切なひとつのルールを学んだ。 それは「知識を気軽に教えないこと」だ。 Dota2 はタワーディフェンス風のゲームDota2 は MOBA(エムオービーエー、通称モバ)というジャンルのゲームである。 日本では聞き馴染みがないジャンルだと思うので簡単に説明しておくと、タワーディフェンスとアクション RPG を合体したようなものだ。 1試合30~60

        • ねぇみんな、推し関連に不満があったらどうする?

          今すごく悩んでいることがある。 それは「推しや推しの出演物にどうしても許せない部分があった時、どうするか」ということ。 漫画、アニメ、映画、芸能人などを本気で応援しだすと必ずぶち当たる問題なのではないだろうか。 好きな作品や好きな人にどうしても直してほしいところがある、もしくはそれらを扱った番組・出演しているメディアの内容や技術に不満がある、など。 こういうとき、みんな、どうしてる? 言う? 言わない? 無言で去る? 言って去る? 自分はいつまでも直らないと言いたくなっ

        値段を聞いて商品を買わなかったことにケチつける革職人の話

          "戦略"は、悪だくみなんかじゃない。

          自分は、なにかにつけて作戦をたてる。それは秘密裏に行われ、誰にも言うことはない単独ミッションだ。 ……と言うと少々クサいが、実際は「作戦」というほど仰々しいものでもなく、準備に近いだろうか。たとえば事前に相手のしそうな言動を予測して頭の中にチャートを作っておき、対応を考えておく、といったもの。 自分はイメージを言語化するのが人より遅いので、それをカバーするためによくやる手段だ。 誰かにそういう話をすると、なぜか間違った認識で伝わることがある。 さもずる賢い悪知恵としてとら

          "戦略"は、悪だくみなんかじゃない。

          コメントのマナーが気になる話【閲覧注意】

          最近の悩み。それは生放送の”コメントのマナー”だ。 自分は元来、生放送には滅多にコメントを残さないROM専(聞き専)だった。 しかし最近の配信アプリはリスナーの入室が見えてしまい、コメントをせざるを得ないことが多くなっている。 以前はそれほど気にしなかったコメントマナーも、いざ自分がコメントをし始めると「どこまで踏み入って大丈夫だろうか」「冗談だとわかってくれるだろうか」と不安になってしまう。 自分のことだけではない。他のリスナーのコメントも気になる。特に応援している配

          コメントのマナーが気になる話【閲覧注意】

          コミュ障が初対面で言わない方がいいこと

          人との交流や付き合いがとにかく苦手だ。 誰かと一緒にいるだけでエネルギーを使いすぎて精神的に参ってしまうし、コミュニケーションもうまく取れない。 自分が仲良くなれる人は、この地球上に片手で数えられる程度しかいないのではないか、とまで思えてくる。 それくらい、自分は人と仲良くなることができないのだ。 それが昔から悩みの種なのだが、だったら一番最初、自己紹介の段階から「人と接するのが苦手だ」と話してしまうのはどうだろうか。そう思い立ったことがある。 コミュニケーションが苦

          コミュ障が初対面で言わない方がいいこと

          ラジオのゲスト出演ってどんなことするの?

          ラジオに出ましたあれはそう、長い海外旅行から帰ってきた2019年2月のこと。 旅行の話を聞きたいということで、姉経由でラジオ出演の依頼がきた。 とても小さな地方局の放送なので聞けた人はたぶんほとんどいないと思う。それでも人生で初めてのラジオ出演依頼に興奮していた。 ラジオで話す自信はあった。 なぜなら、以前から動画や生放送でずっとひとりしゃべりをしていたからだ。 おそらくラジオはその延長線にあるはず。コメントを受けて話すのも、ナビゲーターの言葉を受けて話すのもそこまで変わら

          ラジオのゲスト出演ってどんなことするの?

          だから僕はデリカシーがない。

          「あんなやつもう別れたったわ」 「私もあんなにデリカシーのないやつだとは思わなかった」 以前見た、女性二人がやっている生放送の視聴者コメントとの会話だ。 付き合っていた彼氏と別れたらしい。 そんな内容だった。 このデリカシーってなんだろう。自分のなかで何か引っかかるものを感じた。 漫画の世界でしか耳にしたことのないデリカシーという言葉。 調べてみると、 繊細さ・気配り 類語:無配慮・無神経 とある。 自分もこのデリカシーとやらがないのではないかと心配になり、 同時

          だから僕はデリカシーがない。

          マイノリティなファンは人と話ができない

          自分が好きになるものは、大抵人目につかないものだった。 アンパンマンによる価値観の変化幼少期、アンパンマンを見ているときに、兄が聞いてきた。 「誰を応援しているの?」 自分はもちろん「アンパンマン」と答えた。 実際は彼を特別応援しているわけでもなく、ただ何の気なしに見ているだけだったので、正直に言うとこれは適当だ。 無理に理由をつけるとするならば、主人公だから。 「バイキンマンを応援してあげたら?」 と兄は言う。なぜかと聞くと、 「だって、バイキンマンって誰も応援

          マイノリティなファンは人と話ができない

          見たい奴だけ見ろ!

          noteはじめました。 ○始めた動機についてTwitterを2アカウントやっているのだけど、告知用に作ったアカウントはどうも堅苦しいし、書ける内容が旅行関係と狭すぎるし、フォロワーのことを考えると自由に書けない。 個人用のアカウントは自由に書けるのだけど、Twitterの性質上140字しか書けないのがネックだ。特に自分は長文が好き。だからもっと自由に伸び伸びと書きたいと思い、ここnoteにアカウントを立ち上げた。 ○なにを書くか立ち上げたなんて大それたものじゃない。ただ

          見たい奴だけ見ろ!