あっという間に甥っ子の高校生初の１学期の定期テストが終わりました。
中学生までは反抗期も重なってか、本当に勉強しておらず成績は底辺も底辺。

しかし高校生でそのスタイルを貫くと、留年が待っています。さすがの甥っ子もそれはまずい、そろそろ勉強せねば、とスイッチを入れる気になったので、自ら再び我が家に下宿を申し出て、塾にも通うことにしたのです。

ところが中学校の勉強の基礎学力が全くないので、特に数学に関しては塾の先生も呆れるレベル。中学の内容に遡って理解しなおしながら高校の内容に落とし込んでいかなくてはなりません。

高校受験があれば一旦中学校までの内容はそこでしっかり理解できるのですが、中高一貫の怖いところですよね。中学の内容が分かってなくても、高校生には慣れてしまう。

週に３回、塾に通って、数学を中心に勉強を頑張り出したようですが、まだまだ勉強の仕方そのものがわかっていないのかもしれません。

試験の結果は散々。数学はもちろん、他の教科も赤点だらけ。
おいおいおい。のび太くんもビックリだぜ。
本人は中学の頃より勉強するようになったから、余裕だと思っていたようですが、思っていたより点数が取れなかったので、現実は甘くないと、ようやく理解できるようになったようです。

「もうちょっと頑張らんと、やばい」

と、部屋に篭って、テストのやり直しを始めた甥っ子。これで本当の意味でのやる気スイッチが入ったかな？としばらくしてから、紅茶を部屋に持っていってあげたら、天を仰いでよだれを垂らして寝ていたのは、ここだけの話。

叔母ママの願いは、甥っ子が目指す大学に合格できますように、なんて贅沢なことは言いません。とにかく、甥っ子が無事に高校２年生になれますように・・・。