高校一年生の男子といえば、一般的なイメージは揚げ物大好きで唐揚げやトンカツはエンドレスで食べそうなイメージがありませんか？？

我が家の甥っ子も本当は大食漢。ですが、小学生の時にデブだったのは彼の黒歴史。今はマッチョを目指しているので、食べ物にはかなりこだわっています。携帯の待ち受け画面は、まさかのボディビルダー！！笑

先日、夕食にミラノ風カツレツを出した時のこと。ミラノ風カツレツといえば、ヒレ肉を薄く叩いて伸ばして、パン粉にチーズとパセリを混ぜて細かく撹拌し、肉にパン粉をつけて、格子状に包丁で模様をつける。そう、一般的なトンカツよりも遥かに手がかかるのです。ですが、たまにはトンカツとはちょっと違う洒落たメニューもいいかな、と叔母ママは張り切って作ったわけです。

いただきま〜す！

しばらくは私も自分の皿に目線を落としていましたが、ふと甥っ子の皿に目をやると、あれほど手をかけてパン粉付けした衣をご丁寧に箸で剥がしながら食べているではないですか！！

おい！おいっ！お〜いっ！！！！！

私「衣が美味しいんだからさ、これはさ、衣まで一緒に楽しむ料理なんだよ。粉チーズとかも入ってるんだからさ！」

甥っ子「衣は太るから・・・」

私「手間暇かけて作ったんだからさ。ちゃんと食べてよ。それにザクザクの厚衣じゃなくて、薄衣だから油もたくさん吸ってないし、これくらい食べても大丈夫だから！」

と力説して、なんとか甥っ子を納得させて食べてもらいました。気持ちはわかるけど、作った人の気持ちも考えて欲しいものです。

夕食後、甥っ子に明日の予定を聞こうを部屋をノックして入ると、甥っ子はパクパクと羊羹のブロックを片手に持って食べていました。

おいっ！甥っ子！その方が、太るからなっ！！！！！