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039 「共に生きる」法要に込められた意味

日本では、文化的に仏教の教えに倣った死者供養をすることが多いかと思います。私はある時まで、そうした法要を”定型的な単なる儀式”としか捉えられていませんでしたが、2015年に、臨済宗の僧侶で作家の玄侑宗久さんの講演をお聞きして、法要は長い年月に培われた「死者と共に生きる」知恵であることを知りました。

その時のお話を思い出しながら、第39回目のエピソードでは、中陰法要(初七日〜七七日)、年忌法要(一周忌、三回忌など)の別名に込めれた、残された人達(私達)が生きていく支えになるメッセージをシェアさせていただきました。

以下は、講演の中で玄侑さんがご紹介くださった、法要の別名になります。別名はもっとたくさんあって、宗派などによって呼び名や解釈が異なることもあるようです。

初七日(初願忌) 
五七日(小練忌) 
七七日(大練忌) 
百ヶ日(百朝忌) 

一周忌(小祥忌) 
三周忌(大祥忌)
七回忌(超祥忌)
十三回忌(称名忌)
二十三回忌(思実忌)
二十七回忌(忍光忌)
三十三回忌(徳光忌)
五十回忌(道光忌)
百回忌(大光忌)

教えてください

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