使いやすいフライパンに出会えた時。好みのマグカップを手に入れた時。美味しそうなお肉がお買い得だった時。

子供の頃の私だったら、ひとかけらの喜びも感じていなかったであろう、日々の小さな事柄に、最近は幸せを感じられるようになりました。

今年30歳になったのに、自分の中身はいつまで経っても幼いなと感じることが多いので、暮らしの中のささやかなことに好きを見出せるようになって、ああ、自分もちょっとは大人になったんだなと。ちょっと安心します。

今日はそんな、自分が大人になったなと感じる瞬間をご紹介します。

掃除と片付けをして家がすっきりして喜びを感じるとき
ゴミや埃をはき、床を拭き、机の上やカウンターに溢れる雑多なものたちを定位置に戻した後の、すっきりとしたお部屋が好き。

ベッドに入るのが楽しみなとき
子供の頃はずっと体力が有り余っていて、寝るのが嫌いでした。今では寝るのが大好き！お風呂に入り、あとは寝るだけ！という状態でベッドに入る瞬間が至福。

甘くない飲み物が欲しいとき
最近は甘い食べ物も、甘いジュースも身体が欲しなくなりました。
家でリフレッシュしたい時は温かいお茶を淹れることが多いです。あるいは、ライムを絞って炭酸水で割り、自家製ライムソーダを作ることも。ホーチミンではライムが安く手に入るので、よく作って楽しんでいます。

冷蔵庫の食材を使い切ったとき
冷蔵庫の食材を余すことなく使い切った時、得も言われぬ快感を覚えます。残り少なくなってきた食材で美味しい料理を作る試行錯誤の過程も好きです。

ラジオ体操が体に沁みるとき
高校生の頃までは、ラジオ体操なんて、何の運動にもならないじゃんと思っていました。ところが最近やって見たら、息は上がるし、全身動かすし。とっても理に適った全身運動であることが判明。
大人になった、というより、体が衰えた。というべき事柄かもしれませんが、年齢を感じる瞬間です。体の節々が喜ぶので、日々の運動ルーティンにラジオ体操も取り入れることにしました。

他にもたくさんありますが、最近感じた大人になった瞬間をご紹介しました。皆さんは、自分が大人になったと感じる瞬間はありますか？