捏造結婚小説・「空花家の痴話ばなし」第二話

皆様こんばんは!空花伶です。
さてはて、今日もなんだか書くことが思いつきませんね。
そんな時の秘策、先日結婚を捏造し、さらに捏造の新婚生活を小説化したエッセイを執筆したのですが、全私の中で大好評につき第二弾をお送りいたします。最近うんちのお話や妄想話などヘビーめな話題(?)が続いていたので、箸休めの箸休め、鰻重の横にちょんとついてくる1/4切りのたくあん2片ほどのお手軽な文章だと思って気軽にお楽しみ下さい。

では、結婚捏造小説・「空花家の痴話ばなし」第二話スタートです!ちゃんちゃんちゃかちゃん

ピーーーーーーッ(以下『』内のセリフは空想上の旦那さんこと「おっきい人」、「」内のセリフは空花のものとする)

『こんばんわんこそば、伶さん🐶』
「どうしたんだいおっきい人、やぶからスティックに」
『ルー大柴さんで返してくるなんて、さすがのアドリブ力です、伶せんぱい』
「先輩だなんて言わないでよ、君も俳優さんでしょ?(おっきい人は俳優業もしているようです)、緊張してナーバスになるじゃん」
『今のルー語は下手くそだったね』
「なんだい、なんだい😠」
『ナーバスは普通に使うからルー語っぽくないし、頭が頭痛みたいなことになってたよ』
「ちぇっ。ていうか、ルー語はもうたくさんの人が知ってるじゃん?せっかくだから自分で流行語を生み出したい。そらかーーん語を作る」
『ほう、どんなのよ?』
「世間の人々はさ、怒りを外側に表現できる機会って少ないじゃない?だけど、自分の中に溜め込んでいるのは不健全。だから、会話の語尾に『かんかん』ってつけて、自分の怒りを可愛く放出してゆくのだ」
『はあ。わかるようなわからないような。例えば、どんな感じよ?』
「おっきい人が今日も可愛いかん」
『(照れる)🙈!‥‥可愛いって褒めてるのに、語尾は「かん」なの。』
「褒め言葉の中に内包された、小さな怒りという複雑な感情を、『かん』を語尾につけるだけで表現することができる。なんかよくない?会話の語尾に『かん』をつけるだけでなんだか和やかで可愛くなるし、それでいて、私は怒っているのだということを、健全な形で表現することができる。感情を出さずにいることは心を病むことにも繋がるし、これが広まれば、人々の精神を健やかにするきっかけにもなるかもしれない。うわ、やば、これひょっとして、すごい発見なんじゃないかな?」
『そうかねえ‥』
「この世紀の大発見を理解してくれないなんて!かんかん!😠」
『今のはただストレートにかんかんしてただけだったね』
「せっかくだからそらかーーん語を使って何か会話してみようよ」
『いいよ』
「私こないださ、アルミ缶のゴミ箱の中にスチール缶入れてる人みちゃったんだぁ。ちゃんと分別しないのはよくないなって思っちゃった。」
『で?』
「え?」
『「かん」は?』
「言ったじゃない」
『は?』
「『缶』って、2回も言ったでしょ。」
『それは、缶缶のことでしょう』
「ちがうよ、缶缶とかんかん😠のダブルミーニングだったんだよ。ちょっとしっかりしてよう。アーティストでしょう?(おっきい人は多才です)その辺の表現をちゃんと理解してくれないとさあ。」
『そんなの、わかるわけないじゃん!』
「わかってよ!😠」
『今、かんかんつけろよ』
「あっ忘れた😝」
『もうーーーー、!!!』

『‥‥かんかん!😠』

それでは聞いてください。「空花家の痴話ばなし」エンディングテーマ・社会風刺系アイドル・『そらかーーんかん』で、ゴミの分別の大切さを歌詞に綴った渾身のデビュー曲、タイトルはもちろん「KAN・KAN・KAN」です(シンガーソングライターのKANさんに作曲していただきました。なんて豪華なんでしょう)。それではどうぞ!

🎵そらかーーんかん『KAN・KAN・KAN』
『🎵あちこちに
落ちてるかんかん‥🎵』

※このストーリーは120%妄想です。

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