財布を小さくすることで変わった日常のこと

今年のテーマは「チリツモ」である。

先日noteに書いたDMとの闘いしかり、小さすぎて後回しにしてたけれど、それが積み重なって自分の心地よい日常を圧迫していたというような習慣が実はたくさんある。

で、その中の一つが毎日携帯している財布。
よくよく見てみると有効期限の切れたポイントカードやら美容室の会員証、部屋で置き場が見つからずなんとなく入れっぱなしになっていた御守り、運転しないけどなんとなく免許証。あとでまとめようと思って取っておいてるレシート、領収書たち。

長年使っている長財布をひっくり返してみると、使用頻度の高いものから低い(というかほぼゼロの)ものまで入っていて、生活にとって完全に不要なものを自分が毎日欠かさず大切に持ち歩いてたのだと思うと軽くショックを受ける。

そんなわけで、今年できるだけ早いタイミングでとびきり小さな財布に買い換えるというのが私の地味な目標のひとつであった。とはいえお気に入りのブランドもお店もない私が「これだ!」と思える財布にそうめったに出会うことはできない。頭の中で(財布、財布…)と常にアンテナ張っていなきゃな、なんて思いながらベビーカーを引いてお出かけをしたら、最初に入ったインテリアショップでいきなり好みのお財布を見つけた。引き寄せの法則ってスゴイ。

(写真は irose 公式サイトより拝借)

名刺入れほどのサイズで手のひらに収まる感、紐でパチンと止めているだけのシンプルさが良き。カラーバリエーションも豊富で、一枚のレザーを折り紙のように折りたたんだデザインがなんともしなやか。

これだわ!と直感で気に入って購入し、新たな人生のお供を整理した。
折りたたんだお札に、少しの小銭、Pasmo(オートチャージ)とクレジットカード、毎日行くスーパーで使うnanacoの3枚だけを挟んだ。よくよく考えたらこれで超十分。良い!すでに良い。…と、潔い自分に妙にテンションが上がった。

そんなミニマム財布との生活も気付けば1ヵ月を迎えた。
ただ財布を小さくしたというだけなのに、さすがに使用頻度が高い財布ということもあって、生活の中の習慣が色々と変わった。

まず第一に、財布をバッグの中にしまわなくなった。冬場なので外出時はずっとコートのポケット。改札を通るときや買い物をするとき、いちいちバッグの中を探したりリュックを下ろすこともなくなった。ポケットからサッと出してピッ。

そして第二に、レシートを溜め込まなくなった。これは管理の仕方によって個人差があるけれど、私は自分の会社の経費などもあるので基本的にレシートや領収書を受け取ることが多い。長財布のときはもらったレシートを財布の中にしまい込んで、ある程度溜まったらファイルに移す、という作業をしていたのだけど。財布が小さくなるとそもそもレシートをしまっておく場所がないので、直接バッグやポケットに入れておくことになる。さすがに紙くずをポケットにしまっているのは嫌なので、レシートは溜め込まれずに、引き出しのファイルに毎日直行することになった。

第三に、現金をできるだけ使いたくないのでキャッシュレス信者になった。手持ちのカードで決済できる店やポイントが貯まるコンビニを選ぶようになった。レジでの会計も含めて生活が圧倒的にスムーズだし、細々とポイントカードを管理しているよりもお得な気がする。

まだある。無駄な会員証やポイントカードをスパッと断れるようになった。「カード作りますか?」と聞かれて、使うかどうか微妙なところだけどとりあえず作っておくか… みたいなのがなくなった。なんせ入れる場所がないからね。アプリで会員証が管理できるところは作ることもある。溜まった会員証をあとから振り返って有効期限をチェックして断捨離したりすることももう無いのだと思うと、これは結構大きい。

つらつらと書いたが、今のところはこんな感じ。
どれもとてもありきたりな話だけど、自分としては結構目からウロコなことばかりだった。財布がポケットに入ってるだけでこんなにラクなんて。特に子供を連れて出かけているときは、あちこち自由に動く子をつかまえて抱っこして両手ふさがった状態でバスに飛び乗る、なんてことも日常茶飯事なので、財布を小さくしただけで、生活の中でもたもたしていた様々な場面がスッとなった。別に新しいルールを作ったわけでもなく、心を入れ替えたわけでもなく、睡眠時間を削ったわけでもないのに。ただ財布のサイズを変えただけよ?努力なんて何もしていない。

そういえば昨年、コルクの佐渡島さんのこちらのnoteを読んでレーシック手術をした。

中学生の頃から眼鏡をかけはじめ、コンタクトになり、昨年30歳。
いつかやりたいなあとぼんやり思っていたけれどなんとなく決心できず(特にやる理由もやらない理由もなかった)、だけどこのnoteを見て思い立ち、思い立ったまま比較検討も大してせずに予約の電話をかけてその場で手術の予約を取り付けた。電話をした日と同じ週の土曜日一日(午前検診、午後手術の日帰りプラン)であれよあれよと手術を行い、私の近眼生活に終止符を打つ。15年間の習慣は、いざ電話をしてみたら5分ほどであっさり終わってしまったのだ。

365日、毎日コンタクトをつけたりはずしたり、定期的に眼科に通ったりメンテナンス用品を買ったり、旅行前には念入りに予備のことを考えながらパッキングする。あれは一体なんだったのだろうと今となっては思うのだ。

届き続けるDMを解除することも、財布を買い換えることも、大した労力はかからない。だけどそれによって大いに変わる日常。そんなものを見つけてしまったらなんだか楽しくて、他にいまの生活の中で変えられるところはないかなとわくわくしながら探してしまう。

小さすぎて後回しにしてきたこと。まだまだある気がする。
ここ解決するとスッとするよ!という良いネタがある方は、ぜひ教えてくれませんか。最終的にはミニマリストに行き着きそうだけれど。(笑)

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あいしてる!
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田中 伶

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コメント3件

私も、昨年、60でレーシック手術をし、地獄から天国でした。
目の前、1メートル先はぼんやりでしたので、星は見える、飛行機雲は見える。
もちろん、人々の顔もクッキリ。ラーメン、うどんを食べても曇らない。泳ぎに行っても爽快!
ただ、60という歳で躊躇しましたが、人生一度、なんでも経験ということで!
やって、良かったです。
ほんと、もっと若くしてやっていれば、人生変わっていたかもです。
財布!?なるほど、身軽になれそうですね!
わたしも小さい財布とレーシック手術は人生でやってよかったことベスト10に入ります!小さくてもきになっていることを解決すると、思った以上に世界が変わりますね😉
共感しながら読みました。わたし、白内障手術受けるべきかな。なんてちょっと思いました。小さな日常が変わるかも、ですね
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