腋野怜太

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わきのれいたと言います。スーパープロ漫画家目指してます。YouTube活動やTwitterもしてるんでチェックしてほしいです!

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西村賢太「苦役列車」

作者、西村賢太の19歳時の実体験をベースにした私小説。 中卒で家を出て、日雇い労働をしてその日暮らしをする主人公19歳貫多が、久しぶりに職場で友人ができてウキウキする話。(結構荒いまとめ) 貫多のダメ人間破壊衝動性質や、劣等感の裏返しの皮肉めいた言動などが、ワキノと行動原理の方向性自体は似てる気がして、ズサズサと刺さるもんがあった。(貫多の方が圧倒的にヤバい奴だし、貫多は割と酷い環境に生きてたので、正直、こんな俺が重ね合わせて読んでしまうのも失礼なので、すみません。余計なこ

    • リアリティ問題(トルストイ『復活』感想)

      数か月前に読んで面白かった、新潮文庫のドストエフスキー『死の家の記録』の解説に、 トルストイも、『死の家の記録』をプーシキンを含めた新しいロシアの最高傑作と認め、「彼のさりげなく書かれた一ページは現代の作家たちの数巻にも匹敵する。わたしは先日『復活』のために『死の家の記録』を読み返した。なんという素晴らしい作品であろう」と語った  (『死の家の記録』ドストエフスキー 新潮文庫 工藤精一郎訳 p565) と書いてあって気になっていたので、初めてのトルストイ作品は「復活」を

      • 俺はロックなんか聞かない

        (村上龍「コインロッカーベイビーズ」の感想文を装ってただの自分語りを書いています。ご注意を!) 村上龍「コインロッカーベイビーズ」を18歳ぶりに読んでいる。現在24歳なので、初めて読んでからもう6年経った。久しぶりに手に持って、サラサラした講談社文庫の表紙を触ったら、初めて読んだときに、馬鹿みたいにのめりこんで読んで、この本をお守りみたいに大事にしてたことを思い出した。そしてパラパラ読み進めていくと、18歳の頃の記憶がぐるぐる頭に回ってきてしんどくなってきた。今、四分の三く

        • セリフ頼り

          いきなり宣伝ですが、11日に俺の新作漫画「恋と夏」が載っている別冊少年チャンピオン4月号が発売されたので買って読んでください。 地道にYouTube活動をしてきたからか、今回はいつもより感想を多く頂けている。みなさんあざっす! 昨日の夜、信州読書会の宮澤さんの雑談配信でも感想をいただけた。一ページ目の夕立のシーンを良かったと言ってもらえて安心した。しかし、セリフがいらないんじゃないかという意見も貰ってしまった。 勿論、自分でも完璧な漫画だとは思っていなかったが(実際、雑

        西村賢太「苦役列車」

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          文章書くのムズイ

           僕は読書感想文を書くのが嫌いだった。読書感想文というか、そもそも文章を書くのが嫌いだった。だから小学校、中学校の作文の宿題はいつも適当に書いて提出してた。高校では提出すらしなかった。  なぜ嫌いだったかというと、苦手だったからだ。苦手だったから、嫌いだった。頑張っても全然上手くできなくて、嫌いになる、というやつだ。よくある事だと思う。別に文章以外でも沢山ある。水泳とか英語とかダンスとか人付き合いとか色々ある。  僕は、高校3年生あたりから、読書にハマった。それまで全く小

          文章書くのムズイ

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          灰谷健二郎「兎の眼」を読んで

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          「銀河鉄道の夜」を読んで

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