珍しく日記らしい日記を書こう。

今日は心が揺れる出来事が多かった。仕事を始めて間もない時からずっと関わっているプロジェクトはうまくいかないことになりそうだし、長年恋人と付き合っていてプロポーズの予告までされていた友人は恋人から振られたらしい。前者については私や同僚のせいではないし、あまり構造的にうまくいかないだろう感じだったからしょうがないんだけど。でも、新人ながらも主体的に関わらせてくれて、先方ともコミュニケーションをたくさん取らせてくれたし、色々仕事の段取りの仕方とかやりとりの仕方とか基本的なスキルを身につける土台となった案件だったから、思い入れもあったのにな。私にとってはいい成長の機会だったけど、結局先方にとってはいいことがなかったし、私が連絡を取り合っていた人にとっては寝耳に水の出来事だと思うから今後を想像すると気が重い。なんとなくこのnoteでは自分の職業が明らかに分かることは書かないようにしてて、それは狭い業界だから書いてる情報の組み合わせで特定されちゃったら自由に書きにくくなって嫌だなと思うからなんだけど、その代わりに仕事をしながら思ったこととかこぼれ話、備忘録とかを書きにくくなるのもちょっと残念。この話も本当はもっと書きたいけど、そもそも仕事の詳細は本来ネットに書くもんじゃないから紙の日記に思いをしたためた。
後者の友達が振られた話も、彼女は5年ほど前に付き合ったときから今までずっと順調そうで、長々と彼氏の話をし出したから何を言うかと思ったらほんとにオチのないただの惚気話だったということもあった。かなり変わった子で彼氏のことを振り回しまくっていたけれどそれでも彼氏はデレデレで、プロポーズの予告もされていたらしいし、それについて彼女はマリッジブルーだと言っていたけど話を聞いたら自分はかっこいい外国人が好きなのにこのままじゃ外国人と付き合えないまま結婚しちゃうという話で何がマリッジブルーだと思ったこともあった。そのような関係性だったから、彼女の方から別れを切り出すことは可能性は低いもののあったとしても、彼からはあり得ないと思っていた。でも、起きるときには起きてしまうんだね。LINEの2往復のやりとりだけでは彼女の意向やその場の空気を理解しきることは難しいけれど、なんとなく、結婚という永続的な関係を目指す約束を交わすか交わさないかの瀬戸際になると、ただのお付き合いなら許せるようなちょっとした価値観のずれやすれ違いがゆくゆくは一生立ちふさがる心の壁のようなものに思えてしまい、その前で立ち往生してしまうのだろう。たしかに、人間なかなか変われないので何度か起こるすれ違いや喧嘩は今後も形を変えて何度でも起こり続けるのだと思う。それを思うと、やっぱり無理だと思って別れを切り出した彼の選択はきっと間違っていなかったのだと思うけれど、次に内輪で結婚するのは彼女だと思ってずっと勝手にそわそわしていた身からすると、やっぱり残念だししょんぼりとしてしまった。彼女のLINEを見た瞬間、大瀧詠一の君は天然色が頭を流れたので、久し振りに再生した。無邪気で天然で人を振り回す才能のある彼女も、カラフルな女の子だと思う。彼女が今後どうするかは分からないけど、どうかそのままでいい人と巡り合っていてほしい。

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