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れいわ新選組が考える日本の安全保障と国防について

今回は「山本太郎とおしゃべり会 In 広島県広島市(2021年11月22日)」から、日本の安全保障と国防についての話の部分をざっくりとまとめてみました。

れいわ新選組が考える日本の安全保障

対等な日米関係が必要

外国の軍隊が日本国内に駐留し続けるという状態は普通ですか? 外国の軍隊が駐留しているっていうのは日本だけじゃないんです。世界中に米軍が展開しながら、それぞれの国に駐留している。ただ、日本国内とそれ以外の国で圧倒的に違うことがあります。何かというと、米軍はその駐留している国の法律に従う。これがルールです。でも日本に駐留している米軍はそれに(日本の法律に)従わなくていいんです。日本の法律を上回る存在なんです。それを許してるの、日本だけなんです。この状態っておかしいと思いません?

少なくとも、(米軍に)明日出ていけってことは無理です。当然これまでの歴史もあるし、安全保障環境っていうものを改善していきながら米軍にはその数を減らしていくことを先々やっていく必要があるだろうってこと。一気に全てを変えられるわけじゃない。まず変えなければならないのは、日本のルールに従え。これが基本です。アメリカ国内でできないような訓練を、どうして日本国内でできるの? どの国でもやってない。”日本という外国”から、アメリカが主導する戦地に、米軍の飛行機が直接出動できるって、日本だけなんですよ。どの国も許してこなかった。日本は、いいなりです。どうして? 植民地だからですよ。

独立したように見えるけれども間接的に支配されている。私は、まずはこの状態を変えていく必要があると思っている。そのためには何が必要かって言ったら、やはり不平等に結ばされたような約束を是正していく必要がある。日本国内の法令に従えということをまずベースに持っていきながら対等の関係。じゃないと領土も戻ってこないんですよ。

北方領土が還らない訳

プーチンさんと27回以上でしたか、安倍さんはずっと交渉し続けましたよね。北方領土返還に向けて。でも結局還ってきませんでした。一番の決め手は、北方領土一部返還したとしたら、そこに米軍基地作ったらどうすんねんって話なんです。そんなリスク、向こう側が受け入れると思いますか? 受け入れない。だからプーチンさんから言われたことは何かったら、領土返したとして、そこに米軍が何かしら施設を置いたりとかできないことの確認とれてんのかってこと。でもそれに対して日本のトップとして答え、返せないんですよ。どうしてかって言ったら米軍側が望めば好きなところに施設置けるんですよ。おかしいでしょ、こんなの。ただの防衛の話だけじゃなくて、自分たちの領土を返してもらうということにさえも壁になってしまっている。この状況をまず変えていかなきゃならない。

日本を守るために必要なこと

核装備は寝言でしかない

一気にはすべて変えられない。step by step だってことです。最終的にはどうしていくんですかったら当然、日本国は日本国で守っていくということをやっていくしかない。そのために政治があるんですよ。外交があるんですよ。軍備だけ広げていけばそれで話が丸く収まるかったらとんでもない。そこに対して核を装備してみたいな話する人もいますけど寝言でしかない。だって考えてみてよ。万が一、核戦争なったとして、東京一発落ちただけでもう日本はパニックで終わりですよ。 

専守防衛をひっくり返した安保法制

丸腰でいけなんて一言も言ってない。当然日本を守るためには何が必要かったら専守防衛ですよ。自衛隊を海外に出すなんて絶対にやっちゃいけない。それをひっくり返したのが安保法制ですよ。平たく言えば、アメリカの世界戦略に対して自衛隊出せるようにするんですよ。一番危ない兵站ですよ。ロジスティックス。前線潰そうと思ったら補給を潰すのが一番早いんですよ。その補給という一番危険な任務を日本側ができるようなことにしてしまうなんて、一体自衛隊を何だと思ってるのって話なんです。私は絶対にそんなことさせちゃいけないと思っている。

日本の自衛隊は日本の施政下以外は動かない。これを徹底しなきゃいけない。

国連憲章の敵国条項と先制攻撃

徹底しなきゃいけない理由はもう一つある。それは国連憲章です。国連憲章の中に日本はいまだに敵国として条文が残り続けているってことです。国連憲章の敵国条項。要は敗戦国ですね。そんなものもう死文化してるって言う人たちいますけど、死文化はしてませんよ。私たちは世界から見て保護観察という立場にあり続けるってこと。自民党の中とかで先制攻撃できるようにしちまえみたいなこと言ってる人たちいますけど、あれは完全に分かってて(わざと)モノを言ってるか、初めから何も考えずに言ってるかどっちかです。分かってたら言えない。どうしてか。敵国条項の中にいたら何が起こるかったら、安保理通さずに日本を攻撃できるんですよ。

新しい時代の安全保障

災害救助で自衛隊を世界のヒーローに

徹底した専守防衛という範囲からは出れない。日本の行いは世界中が見てる。だからやらなきゃいけないこととして自衛隊は絶対に海外に出さない。ただし、例外を一つだけ作りたい。それ何かったら、自衛隊の一番の魅力、特技そして一番感謝されていること。国防以外にも私は大きい部分が、災害(支援)だと思うんですよ。救命救助。

被災地の若者たち、子供の時にその様子を見て、自分が助けられたりとかいろんな人が助けてくれたということで大人になってから自衛隊に入ったっていう人たち、私、何人も会ったことあるんですね。この感覚って非常に重要で、何かっていうと世界中でこれから起こる大きな災害に対して、その当事者国が望めば、すぐにでも自衛隊が駆けつける。ある意味で世界中に対して、自衛隊の力、実力、そういうものをいろんな人助けによって、恩を感じていただくってことが、新しい時代の安全保障の一つなのかなと思っています。日本に対して不穏な動きをするような国が生まれてきた時に、日本に手を出すなよって、世界中のいろんなところから言われるような状況にしていく。

私は自衛隊を世界のヒーローにするべきだと思うんです。これはお花畑でもなんでもない。日本の国防プラス災害に対応していくという部分を、世界の有事(災害)の時には出動する準備があるよ、いつでも駆けつけるよっていう自衛隊の役割として広げていくってことは、やっていくべきだことだろうなって思っています。


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