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指示待ち業務をやめると仕事がラクになる

こんにちは、広報のえりなです。突然ですが、こんな働き方に心当たりはありますか?
(新人/アシスタントなので、いつも指示された仕事だけこなしている。)
(第三者チェックが徹底されているから、多少手を抜いても安心だ。)
(クオリティが気になるけど、余計なことをして責任をとりたくない。)

自信がないとき、入ったばかりのとき、どこまでやればいいかわからないとき――。
わざわざ自分の意見を主張するのは避けたいですよね。でも毎回誰かに指示を仰ぐの、疲れませんか?

今回は、社内でリジョウイズムとして浸透している考え方の一つをご紹介。自分の中で行動指標となる基準を設けると、ずいぶん仕事がしやすくなるよという話です。

プロフェッショナル 5つの流儀

先日行われた社員研修の中で、書籍「プロフェッショナル原論(著:波頭亮)」をもとに、プロフェッショナルとして仕事をする上で大切な5つのマインドについての話がありました。講師はRejoui取締役の見並です。

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講義の大筋は、5つのマインドを頭に入れて働くとビジネスマンに最も大切な「問題解決力」が身につき、圧倒的に市場価値の高い人材を目指すことができるということでした。

身につけたい 5つのマインド

・Client interest first(顧客価値第一)≠(顧客迎合)
クライアント・インタレスト・ファースト「それは本当にクライアントのためになっているか?」大切なのは顧客にとっての利益を理解することであり、顧客の言う通りにすることではない。そして取引先だけでなく、タスク依頼元である上司や同僚含め、すべての人を「顧客」と考えるべき。

・Quality Conscious(品質追求)≠(プロセス重視、努力・意欲評価)
クオリティ・コンシャス「必ず結果を出す」プロフェッショナルにおいては特にアウトプットに重点を置かれる。プロセスへの評価もあるが求めているのは結果だと常に念頭におくこと。

・Output oriented(成果志向)≠(とりあえずできた、前回の焼き直し)
アウトプット・オリエンティド「本気で最高を目指す」誰かになおしてもらえると思わない。そのまま世の中に出しても問題ないレベルを、超えるべきラインとして設定する。

・value base(価値主義)≠(妥協案、落としどころ)
バリュー・ベース「価値の最大化こそが行動基準」大きな価値のためには、コスト・手間を惜しまないこと。

・Sense of Ownership(全権意識)≠(指示待ち、他人をあてにする)
センス・オブ・オーナーシップ「自分で決め、自分でやり、自分で負う」責任の所在を他人任せにしなければ、何をすべきか見える。1人1人が意思決定を行ってよい。

自分の行動指標を決めればいい

講義の中で特に響いたのは『成果志向』と『全権意識』でした。
アシスタントとして「出過ぎた真似はしない」という意識が根底にあった私にとって、そこまでやっていいんだ!という驚きがありました。

しかし確かによくよく考えてみると「出過ぎた真似はしない」というのは「直してもらえる、自分に責任はない」という甘えでもあったなと反省しました。

それから自分の行動指標を『修正がいらないレベルまで仕上げる』こととし、目標のために何をすればいいか考えて業務にあたるようになりました。
すると漠然とこなしていたタスクに責任感がうまれ、同時にこれまでなかった楽しさも感じられたのです。

指示待ちをやめると仕事はラクになる

もしもあなたの上司が「おい余計な事するなよ!」というタイプだったとしても、あなたのアウトプットがそのまま世の中に出せるレベルであれば、よほどブラックな上司でない限り「お、おぅやるやんけ……」となるはずです。

もちろん、プロセスにおいて相談や確認は大切です。品質を追及するためには相手のニーズの事前確認は必須です。
ただ、十分に必要な素材を揃えたあと、自分なりのプロフェッショナルに基づいて、どうすれば最高のアウトプットができるのか自分で考えて行動する。
そんな風に与えられた仕事をこなしてみると、それまでの指示待ち業務とはきっと何かがちがうはず。

指示待ちをやめると、業務量は増えますが案外仕事が楽しくなり、気持ちの上でラクになる。こともある!ぜひお試しあれ。

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