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歴史探偵エッセイ⑤一番行きたかった場所

 皆さん歴活してますか?
歴史探偵Qです。

 今回でエッセイも5本目になり、
「何本書くんだよ」と思われる方も
いらっしゃるかと思いますが…
あと二本書かせてください。
よろしくお願い致します。

■今回は、京都旅行の一番の目玉!
京都旅行の目的と言っても
いいかもしれません。

その場所の名前は「源光庵」です。
えっ?どこ?と思われた方もいらっしゃる
かもしれませんが…

そうだ京都へ行こう」のポスターにも
使われたお寺です。

なぜ、歴史探偵Qがこの「源光庵」に
行きたかったのか?
理由は2点あります。

1つ目は徳川家康と関連があり、
戦国時代のリアルを見てみたかった。

2つ目は漫画に影響されたからです。

1つ目の徳川家康との関連に関しては
関ヶ原の戦いの引き金にもなった
伏見城の遺構を源光庵の本堂に使用して
いるのです。

 関ヶ原の戦いの引き金になったと
言いましたが、この話を簡潔に言うと
徳川家康が上杉征伐の為、
伏見城を離れる際石田三成が伏見城を
攻めることは容易に想像できました。

家康は石田三成と戦をする大義名分が
欲しいのでこの城を犠牲に
しようと思いましたが…

そう簡単には割り切れないような問題ですが、
家臣の鳥居元忠が城に残り、犠牲になると
家康に進言し、家康は伏見を離れ上杉征伐へ

その後、伏見城は石田軍に囲まれ、
必死に戦いますが、全員討ち死にしました。
その伏見城の遺構を使って源光庵の本堂が
作られています。

写真では少し見づらいかもしれませんが
手や足の跡がはっきりと残っています。
これらは全て血が床板について
残ったそうです。

鳥居元忠軍の戦いの壮絶さや
戦国時代のリアルを
感じて少し恐怖すら感じました。

2つ目の理由として漫画の影響と
お話しましたが
その漫画は梅澤春人先生の「BOY」です。

「BOY」に関してはいつかタイミングが
あったらお話するとして、

この漫画を私が小学生の頃に読み
丸い形の窓?悟りの窓?そんな窓がある寺?
なんだそれ…と言う記憶だけあり

今回の旅行を決めた時に思い出し、
今回の旅の主役になりました。

実際に丸い窓「悟りの窓」と四角い窓
「迷いの窓」を見た時に感じたことは
見て良かった!

何が良かったかと聞かれると答えに困りますが
拙い言葉でお伝えさせていただくと、

迷いの窓を見た時は背筋が
ピシッとするような感覚で
悟りの窓を見た時は、何か夢を見ている
ような…視界がボヤ〜とするような
感じになり窓の丸に吸い込まれるような
感覚になりました。

気になる方は実際に見ていただいた方が
良いと思います。
拝観料600円は安いなと思ったぐらいでした。
窓の前に15分ほど正座していた自分にびっくりしました。
また、周りに観光地もないので
あまりざわざわしてないので
ゆっくり静かに見れたのも
非常に良かったです。

今回もご覧いただきありがとうございました。
次回は京都エッセイ最終回
「右見ても左を見ても観光地」と
なります。お楽しみに!

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