配られたカードを活かして難題を乗り越えることを「長所」とする。

こんにちは。
現在、【世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方】という本を読みながら、自己理解を進めております。そして現在は本を参考に「得意なこと」を見つけることに取り組み、その内容がやっとまとまりましたので、その内容を記事にします。(以下の本を参考にしております。)

ここで、「得意なこと」とは本の中の定義によれば、以下の通りです。(※以下は本から引用)

得意なこと=成果を出すために使える無意識な思考・感情・行動パターン

【世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方  p.122】

人には生まれ持った無意識の思考パターン等があり、人によって異なります。例えば、「考えるより先に行動する」「行動する前にじっくりと考える」といったものがありますが、それも「得意なこと」の一つであり、人によって自然とできること、できないことがあります。

ちなみに、わたしの場合は、
「好きになったらとことん追求する」
「面白いことを発見したら人に共有したくなる」
「一度知識や技術を身に付けたら、忘れないように何回でも反復する」
等、無意識の思考・感情・行動パターンがあります。

ただ、「得意なこと」は「長所」にも「短所」にも繋がり、良い方にも悪い方にも転がる可能性があります。例えば、先ほどの「好きになったらとことん追求する」を例とするならば、

例:好きになったらとことん追求する
長所:あきらめが悪いため、困難なことでも解決策を見つけやすい。
短所:どうにもならないことでも、なかなか見切りをつけることができない(次に切り替えるために時間がかかる)

というように、良くも悪くもあります。「得意なこと」はその人の"才能"であり、変えられないものでもあるため、人生・仕事において重要なのは、「得意なこと」をどれだけ「長所」に変えられるかです。

そのため、「得意なこと」を見つけるための自己理解に取り組むときは、「得意なこと」からどのように「長所」とすることができたのかも踏まえて、しっかりとポジティブな目線で客観的に見ることも重要です。

以上のことを踏まえて、「得意なこと」を見つけるために、本に書かれている「これまでの人生で充実していた体験は?」というようにいくつかの質問に答えるワークに取り組みました。

また、質問に答えるワークに取り組むとき、「これまでの人生で成果が出たことは何ですか?」という質問もあり、この質問については本の著者として「得意なこと」を理解するために最も重要なものであるため、特に時間をかけて取り組んでおりました。

何故ならば、"仕事で使える長所"を見つけようと思ったら、やはり過去、実際に成果を出すことができた例(成功した体験)を参考にする方が、今後も成果を出す可能性が高いと考えられるからです。

ただ、その重要な質問に回答するとき、自分の中で思いついたものはあるにはあるのですが、色々と複雑なものがあったため、整理するために、一つ一つ内容を思い出しながら、この記事とは別に記事を書いてまとめておりました。(以下のマガジンでまとめてあり、計5本あります。書いているうちに長くなってしまって、全部で20000字くらいのボリュームになりましたが、それでも興味がありましたらお時間・余裕があるときにでも見ていただければ幸いです。)

当時は楽しかったこと、苦しかったことも含めて色々とありましたが、裏を返せば全力で真剣に取り組んだことでもあるため、その分だけ、「得意なこと」、そして「得意なこと」をいかに「長所」として上手く活かすことができたか知ることもできるのだな、と思いました。(なかなかの古傷だったので、イタタタタタタ・・・と思いましたが。)

このように紆余曲折しながらも、なんとかすべての質問に回答しました。回答内容をまとめたら、自分の「得意なこと」を「長所」にできたお決まりの『型』は以下の表の通りであるということがわかりました。

自分自身の「得意なこと」を「長所」として使うことができたお決まりの『型』

ここで『型』として言葉を使っていますが、わたしが理解しやすいように使っている言葉です。この『型』のイメージは、将棋の『戦型』『戦法』のようなもので、『戦型』『戦法』によって、「守りが固い」「速攻に向いている」などがあって、色々あるんだなと思っています。(最近よく言われる「観る将」みたいなものでにわかですが…)

今回の「得意なこと」を「長所」とするのを『型』としたのも、「自分自身の得意なことをこのように活かせば長所にできる」という自分なりの人生・仕事での取り組み方があると捉えることができ、すっと自分の腹に落ちるからです。

少々話は逸れましたが、自分なりのそれぞれの『型』を見つけるとき、特に参考になったのは、以前、歌に字幕を自力で付けていた時のことでした。

わたしは数年前に、AKBにはまったことがあり、その時にAKBの歌もよく聴いていました。ただ、聴覚障害があるため、歌を聴いて楽しむときは、歌に字幕が付いている動画を見ておりました。(詳しくは先ほどアップしたマガジンの中の、最初に公開した一本目の記事(以下リンク)に書いております。)

しかし、当時、歌に字幕が付いていない動画もたくさんあったため、自分で色々な曲に字幕を付けてみることにしましたが、
・まだ学生でお金がないため、できるだけお金を使わずに作業する必要があった
・CDの曲の取り込みなど、法律的にどこまで大丈夫なのか不明だった
・周囲に頼らず、いかに自力で作業を完遂することができるか
など、様々な課題・制限がありました。
そこで、お金がないときはお金のかからない動画編集ができるフリーソフトを探したり、高価なPCを購入せずとも、当時持っていたPCのスペックを最大限引き出せるようにPCから余分な機能・ソフトを停止/削除するなど、色々と工夫しました。そのように工夫しながら課題・制限を一つ一つ乗り越えて、自力で字幕を付ける方法を見つけていきました。

そこまで当時のことを深堀することができましたので、先ほど挙げた表の中に『型』として
1:「知識・技術・経験が足りなくても、自分が持っているものを最大限に活かして何とかする(思いつき・創意工夫・諦めない心)」
2:「制限された状況でも、工夫して解決するための道筋を見つけられる」
3:「自分の行動に問題がないか確認してから、思慮深く物事を進めることができる」

など含めています。実際に、その『型』は成果に結びつくことができた(自力でサクサクと曲中のボーカル部分の音に対して字幕を付けられるようになった)ため、◎(充実感があって、成果につながる)として自分自身で評価しています。

このように色々と自分なりの『型』を見つけることができましたので、今後、人生や仕事で難題に取り組むときは、「得意なこと」をできるだけ活かすために、先ほど挙げた『型』、特に◎が付いているものをどんどん積極的に使っていこうと思います。

特に表中の『型』1の「知識・技術・経験が足りなくても、自分が持っているものを最大限に活かして何とかする(思いつき・創意工夫・諦めない心)」については、以下の記事にも触れましたが、

以前に苦労しながらも乗り越えていった経験があり、今にして思えば、「自分が現時点で持っているものを最大限に組み合わせて活かす」という応用力が自分の中で一番の武器ではないかなと感じております。

そのため、『型』1は自分の中で最も自信があるため、1を優先して活かしていこうと思います。

そういえば、思い出した言葉があります。

「You play with the cards you’re dealt …whatever that means(配られたカードで勝負するしかないのさ…それがどういう意味であれ)」

by スヌーピー

この言葉は今のわたしにとってしっくり来るな、と思っております。
なぜなら、この言葉を思い出すと、わたしの心の中に眠っていた勇気や情熱に火が付くような感覚があるからです。
言葉を思い出すたびに、心が震え、逆にやる気が湧き、力強いものを私に与えてくれます

そのため、この言葉を忘れずに、自分のペースで、少しずつ前に、確実に歩んでいこうと思って、力の限り生きていこうと思います。
もちろん、また無理して体調を崩さないように、時々リラックスして気を抜くことも忘れないように、いつも自分を大切にします。

ここまで読んでくださってありがとうございました。
今は「好きなこと」についても分析中ですので、次回はそれを記事にしていこうと思っております。もし、書けましたら、また記事を公開いたしますので、よろしければそちらもよろしくお願いいたします。


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