「好きなこと」は純粋に心から興味が湧くものを。

おはようございます。
現在、自己理解(自己分析)に取り組んでいる最中であり、その際には以下の本【世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方】を参考にしており、今は「好きなこと」を見つけるための方法に取り組んでいます。

自分自身の「本当にやりたいこと」を見つけるためには、「大事なこと」
「得意なこと」「好きなこと」をそれぞれ見つけて、それら3つすべてを一致するものを見つける必要があった
ため、その3つとは何か、これまで本を参考にして分析していました。

この2か月間では「大事なこと」「得意なこと」がわかったので、以下に記事として載せます。
(自分自身の「大事なこと」の記事↓)

(自分自身の「得意なこと」「長所」にできたものをまとめた記事↓)

今回は残りのその「好きなこと」について書きます。「好きなこと」とは、本から引用すると

好きなこと=興味・好奇心を感じる分野

世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 p.146

であり、自分自身が「なぜだろう?」「どうすればいいのだろう?」と自然と知りたくなる、考えたくなるような、そのような分野が「好きなこと」です。

「好きなこと」を興味・好奇心を感じる分野とするのも理由があり、それは、自分自身が仕事をするとき「お金のため(生活のため)」に働くか、「好きなことをするため」に働くかで長期的なモチベーションが異なってくるからです。

「お金のため」に取り組んだ仕事は、短期的に取り組むことはできます。ですが、その仕事次第に、愛着も執着もないため、仕事を長く続けることは難しくなります。

一方、自分自身の「好きなことをするため」の仕事であれば、その仕事自体を積極的にやりたいと思い、もしかすると、お金がなくてもその仕事を続けたいと強く思うこともできるかもしれません。

そのため、「本当にやりたいこと」を「仕事」にしようと思ったら、「好きなこと」も知った方が良く、「好きなこと」を「本当にやりたいこと」に含まれるように考えていった方が良い、ということが考えられます。

わたしは以前、「お金のため」に会社に入って、頑張って仕事して、昇給・昇進したこともありました。ですが、3年くらい働いていると、次第に仕事に疑問を持つようになり、入ってちょうど5年で働いていた会社を辞めました。

そのため、わたしの経験からも、本に書かれている「好きなこと」の定義については納得しています。(その時の様子については以下の記事にも少し触れています。)

ここで、本によると「好きなこと」を見つけるとき、注意しなければならないことがあります。それは「好きなこと」にも種類があり、【純粋に興味があるから好きなこと】と【役に立つから好きなこと】という2種類がありますが、仕事にするならば「前者」にするべきである、ということです。

前者はその「行為」自体が「好き」というもので、後者はその「行為」をやった後の「結果」が「好き」というものですが、前者を仕事とした場合、その仕事に取り組むこと自体が「楽しい」「面白い」と感じることができます。

一方、後者を仕事とした場合は、その仕事に取り組んでみて、終わった後の「結果」が成功して報われるような内容であれば、「楽しい」「面白い」と思えるようなものが多いかと思います。

しかし、その場合は、仕事が終わるまでに色々と試行錯誤が必要だったり、トラブルが起きたりして苦労して「楽しくない」と感じることも多かったりします。

また、仕事が終わったとしても、その「結果」が自分の期待にそぐわないものであれば、その内容を素直に喜びにくくなりますし、「楽しい」「面白い」と感じることができません。

そのため、「好きなこと」を仕事にするならば、【純粋に興味があるから好きなこと】を選んだほうが、仕事をしていても幸せに過ごせる可能性が高いことが考えられます。

ということで、仕事にするべき「好きなこと」とはどのようなものかわかったので、自分自身の「好きなこと」を、本を参考に掘り下げてみました。
なお、「好きなこと」を見つける際には、「なぜ、そのことが好きなのか」とか「どのように好きなのか」も把握するように深堀しました。

そこでわかった、わたしの「好きなこと」は以下の通りです。
純粋に興味があるから好きなこと】
①音声認識
・人間を含めた動物がどのように音を認識するか知りたいから。
・コンピュータの場合、どうすれば音を認識できるか方法を知りたいから。
②量子力学
・「シュレーディンガーの猫」や「二重スリット実験」など、不思議なこと、わからないことがいっぱいあってワクワクするから。
③食事と健康(玄米・菜食、マクロビオティック、食養、森下自然医学等)
・わたしたちが食べているものから、わたしたちの身体にどのように影響を与えているのか、どのように繋がっているのか知りたいから。(現在の栄養学とは異なる観点で)

【役に立つから好きなこと】
④数学
・様々な自然現象を、数学を使って表すことができるから。
⑤プログラミング
・自分自身の頭の中で思い描いていることを、自分の代わりに忠実に実行してくれるから。
・計算/記入など、複雑で様々な処理を一瞬で実行できるから。

全部で「好きなこと」は5つありますが、この中で【純粋に役に立つから好きなこと】は①~③であり、【役に立つから好きなこと】は④と⑤でした。

特に①についてはわたしの中で、特別なものを持っていて、聴覚障害があって、音がモザイクのようにぼやけて聞こえますが、「そもそも音ってどうやって認識するのだろうか?」と、いつも疑問に思っています。

なぜかというと、最近ではGoogleやAppleなど、音声認識機能を搭載したAIが当たり前のように使われている世の中になっているかと思いますが、それでもその精度は100%完璧ではありません。

例えば、周りが静かな環境であれば、驚くような精度・速度で結果は出るものの、騒音があるなど理想的な環境でない場合は、ズレた認識結果が出たり、漢字が合っていなかったりと、微妙に「んん?」と思うところがあったり、わたしとしては「何かかゆいところに手が届いていないなあ」と思っています。

わたしは、聞こえる人とコミュニケーションを取るときに、Androidを持っているので、そのAndroidにGoogleの音声認識アプリを入れて、それを使ってコミュニケーションを取る時もあります。
その際、ばっちり認識する時もあれば、「あれ?」という物足りない認識精度になることもあり、いつも安定して使うことができず、もやもやが残ります。

そこで、
「そもそも音って、人間や動物たちってどのように認識しているんだろうな・・・」
「コンピュータはどのように音を認識できているんだろうな・・・」

とか思ったりして、興味・関心が湧いてきます。

一方、⑤のプログラミングは現在、わたしの主な仕事としているところですが、自分自身を見つめ直してみて、プログラミングは【役に立つから好きなこと】だということがわかりました。

プログラミングを知ったのは、大学1年の時です。大学1年の秋頃に、情報処理の講義があり、そこでプログラミングに初めて触れましたが、プログラミングを実際に学んでやってみると、自分の思い通りに動いてくれた時に「楽しい!」「面白い!」と思うことができて、そこからハマっていたと思います。

当時は、大学の講義の課題ということもあって、わたしにとって内容は難しいものではなく、バグや不具合があったとしてもすぐ解決することができ、色々なものをサクサク作ることができたので、「楽しい」と思えましたし、「次はどんなものを作ろうかな?」と、プログラミングをしたあとの「結果」を期待して、熱中していたと思います。

しかし、大学院を卒業した後に会社に入ったとき、会社でもシステムエンジニアの仕事の一部として、実装(プログラミング)することも多々ありました。

プログラミングで開発したシステムについて「面白い」と思ったり、期待通りに動いたときには「良かった」と思えるものの、システムを完成するまでの作業時間は、試行錯誤の繰り返しで苦しんだときもあります。
また、短納期で急いで作らなければならないプレッシャーがあり、常に緊張感を持っていたときもありました。そのような意味で、純粋にプログラミングをすること自体を楽しめないことも多かったかなと思います。

それは、会社を辞めた後の、今の個人事業主としてのプログラミングの仕事も同様です。納期までに仕様を満たすシステムを完成させるため、仕事をする間はそれなりにプレッシャーとストレスを受けるため、その期間は踏ん張りどころであったりします。
そのような意味で、プログラミングは【役に立つから好きなこと】の部類に入るのかな、と思います。

長くなってしまいましたが、改めて、今後わたしの「好きなこと」を仕事にしていくならば、以下の【純粋に興味がある好きなこと】の中から選ぼうと思います。
①音声認識
②量子力学
③食事と健康(玄米・菜食、マクロビオティック、食養、森下自然医学等)

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
次回は、自分自身の「大事なこと」「得意なこと」「好きなこと」がすべてわかったので、いよいよ「本当にやりたいこと」を決めていこうと思います。

次回に続きます。

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