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アンサンブルって楽しい!って思い出す"PASCALS"

仕事中に聞く音楽。パスカルズは14人編成によるアコースティックオーケストラ的な団体。バイオリン、チェロの他ピアニカやリコーダーなど独創的なハーモニーを紡ぎ出す。

遅ればせながらステイホーム中に見たドラマ「凪のお暇」のサントラで知った。ドラマ自体も面白かったが、とにかくドラマの雰囲気を作り出すこの音楽が絶妙だった。

1.阿吽の呼吸が可能にするクリエイティブな演奏

一見個々のメンバーが思い思いに演奏していて即興と思えるパフォーマンスもある。しかしそれが心地よく耳に届くアンサンブルとなっている。この人、このタイミングでこういう音出すだろうな、とかこの曲の自分の役割ってこうだろう、とかメンバー内で構築されてる信頼関係によって攻めた演奏ができる。私も合唱や吹奏楽、バンドをやった経験の中で少なからず持った感覚。

2.悲しみとか喜びとか色んな感情がブワっと押し寄せる

何だろう、大切な人を亡くした悲しみが蘇ったり、よいことがあった日を思い出す。子どもの頃の景色が広がったり、オールで遊んだ社会人の日の光景も目に浮かぶ。その後、色んなことはあるけど自分らしく生きていこうよ、と言われたような気持ちになる。

↓凪のお暇メインテーマ


3.色んな形や色のビーズを覗き込むワクワク感

個々の音もキラキラ際立つ。合わさっても楽しいハーモニー。パスカルズの音楽は色んなビーズが入ってる瓶の中を覗き込む感覚に似てる。

コロナ前は誰かとハモったり、色んな楽器でセッションすることは当たり前だった。パスカルズの音楽を聞くと、あー、またあの楽しいアンサンブルやりたい、と痛感する。







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