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Hal就活格言集

何度かこのnoteでも書いたが、私はことごとく大学新卒時の就活で不合格通知を受け続けてきた。その精神的打撃は非常に大きく、多少なりとも性格も変わってしまったのだ。

そんな私だからこそ言える、実感のこもった就活格言を披露しよう。これから就職活動に臨む人への注意喚起も込めて。社会人のみなさんには、「そうなんだよな」と頷いていただければ幸いである。

「少数精鋭」に精鋭は少数である。

しばしば、求人募集の文言で「少数精鋭の会社(部署)」というのを見かける。一見すると、非常に就業意欲を湧かせる言葉に思える。しかし、「少数精鋭」というのは、自分でいうのではなく、他人から評されるときに使うのではないか?

「少数精鋭」というからには従業員が少ない。分母が少ないところに、「精鋭」が集まる確率を考えてみてほしい。

精鋭でない人が精鋭並みの仕事をするためには、仕事量を増やすしかない。「精鋭」を信じるならば、激務である可能性が大きい。一方で、精鋭でない人が穏やかに仕事しているとすれば、それはただ「人数が少ない」ということを格好つけて言ってみただけなのだ。

もちろん、本当に精鋭たちが集まる少人数の部署や会社もあるだろう。それ自体は決して否定しない。あとは、そこへ飛び込む自信があるかどうか、である。

若手が元気な会社で年は取れない。

求人広告で目にする売り文句には、他にも「当社では全体の4割を占める20代の社員が成長の原動力になっています!」などがある。

その会社、いつ設立ですか?

設立からの年月と、年齢構成比を比べてみて、社員の年齢の若さが際立っている場合、中途退職が多いことが伺える(実際に調べたところ、創業100年を超える会社が「20代中心」を売りにしていた)。新卒で入社するのだから、年の近い人が多いのは安心材料だが、実務上「働き甲斐のある会社」であるかどうかは保証できない。

今どき、新卒から定年まで働きあげるという風潮も薄れているとはいえ、新卒時点で転職を想定して会社選びをするのはお勧めできない。転職は精神的にも肉体的にも疲れる。転職経験者が言うのだから間違いない。

最後にこの言葉を贈ろう。

若手面接官に見る目はない。

実際に社会人になってみればわかる。1次面接などにさも偉そうに出てくる若手面接官だが、そんな年齢で人を見極められるような能力は身につかない。

だから、そんな面接官に落とされても、決して落ち込まないでね。

(文字数:1000字)

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