こんにちは。
今日のテーマは、採用面接での質問です。

採用面接に人事部など担当している部署以外の方が入ることも多いと思います。
先日も、ある社長さんから面接しても辞められてしまって、面接が向いてないのか見る目がないのかな？というご相談を受けました。

そのお話を聞いて、向いてない訳ではなく自分が知りたい事を聞けていなかったり
相手にも会社の事をお伝え出来てないだけでは？と思いました。

また、最近はどんな質問がハラスメントになるか分からないし、どう聞いたらいいか迷うともおっしゃってました。　確かに知りたい事をどう聞いたらいいか分からないというお悩みは多いのだろうと思います。

私も人材ビジネス時代は、相手の方を知らないとご紹介するのが不安でした。
その為、私は自分が納得するまでどんな質問をしたら、その人が見えてくるのだろう？とあらゆる質問を問いかけ、失敗や成功を繰り返しながら自分なりのメソットのようなものが出来上がったように思います。
相手の方と向き合いたくさんお話をし、どのようなストレス耐性があるのか、仕事に対してどのように考えているのか、人間関係で大切にしていること、得意なことや苦手なことなど。その人を知るための質問を繰り返してきました。

質問の仕方（言い回し）はその時の相手を様子を見ながら変えていましたが、
知りたいことを様々な角度から質問し、その方のお人柄の輪郭を見つけていました。

また、採用側も何が知りたいのかを明確にすることも大切な事です。なんとなく話をいていたら見えてくるものではありません。
採用は両者真剣です。だからこそ、採用担当以外に面接に入られる方も何が知りたいのか、どんな方だったら組織に合うのかを考えおくとスムーズかと思います。

社長さんには、この会社の良いところ、これから改善したいと思っていることを
話してあげてくださいともお伝えしました。

企業は質問する側ではなく、こちらも相手に私たちはこんな人ですと
説明することが大切なことです。双方で理解が深まる事が大切なので良い面だけでなく、入社後に相違がないように改善点としてデメリットになるような事もお伝えできるとお互いの理解が深まると思いました。

採用が上手くいきますように。

誰かのお役に立てると嬉しいです。