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アフリカで日本人が苦しみそうなこと

2023年の8月から2ヶ月間アフリカを縦断していました。その中で感じた、アフリカ特有の辛さのようなものを紹介できればと思います。ぜひ、アフリカへのイメージを深めたい人、これからアフリカに行く人、誰でも読んで頂いたら幸いです。

アフリカ大陸中央地域では、とにかく蚊が多い。信じられないくらい多いです。
主に朝方と夜の温度の低い時期に大量に発生します。日本との大きな違いは、肉眼で十分確認できる量の蚊が至る所に存在する点です。

これが本当にストレスになってしまうことがあります。例えば、レストラン食事をしている時、勉強をしている時など大量に蚊が飛んでいるため非常に気が散りやすいです。

さらに、少しでも虫除けなどを怠った翌日には信じられない数の蚊に刺されを受け、痒みに悶えます。

ホテルでは蚊帳を使い、室内用スプレーを使います。夏場でも長袖を着て、虫除けスプレーとシートの二つのタイプを併用することで防いでいました。

蚊帳

トイレ

まず、前提としてトイレが綺麗ではないとか、ボットン式であると言うようなものは想像の範囲だとおもいます。しかし、とても辛かった点は、南アフリカ以外のすべての地域のおいてトイレットペーパを使うという概念がないことです。代わりにシャワーのノズルのようなものがあり、水で洗い流す必要があります。まだ、これは耐えることができますが、最悪の場合バケツの中に水が入っているだけというものもありました。

これはどのように使うことを意図しているのがが全く分かりませんでした。滞在をしていく中で、手で水をすくい、汚れをおとすのが正解だと理解をしました。ただ、その“正解“は流石に受け入れることができませんでした。他の人も共同でそのバケツを使っていると言う事実があるからです。

インターネット回線、停電

Wifを使える場所が非常に限られています。一部のカフェやホテルなどを除き、インターネットを使うことができません。また、インターネットの回線も非常に悪く、友人と電話をすることはおろか、検索などもできないほどでした。例えばエジプトでは毎日午後16時からの1時間はインターネットが使えないという計画断線があります。非常に回線が遅く、非常に生産性の低い作業をやむなくしていました。

また、停電も頻繁に起こります。急に宿が暗くなって身動きが取れなくなるのですが、だいたい現地人の人は慣れているので気にせずに会話を続けます。
シャワーのお湯が出なくなったり、トイレが流せないという経験は一度なら面白いです。しかし旅行者かつ学生の私は、ほぼ毎日発生した停電を企業や大学の先生に説明する必要があり、少し負担になっていました。

飯が来る時間が遅い

これ、地味にストレスです。ヨーロッパとかアメリカでも注文をしてから料理が届くまでの時間は日本よりかかると思いますが、アフリカでは比になりませんでした。

レストランに入り、料理を注文してもたまにウェイターがそれをキッチンに伝えずにしゃべっているということがしばしばあります。

例えばタンザニアにいた時、平均で30分は待たされていました。空腹の状態でお預けを食らうのは日本で牛丼を食べていた私にとって拷問のようなものです。

声がでかい

詳しくはこの記事に書いてありますが、本当に声がでかいです。

意識しなくてはいけないことが多くなることはストレスでした。しかし、日本に帰りいかにこの当たり前が異常であるのかを認識しています。平和な国に日本で人生を進めている皆さんは本当に運が良いということです。

終わりに

以上が生活をしている中で、常にストレスとして降りかかってきたものでした。
ここで驚くべき点はアフリカ人はこの水準で生活を当たり前に過ごしていることです。彼らは物理的にも非常に強靭であり、ストレスに対する耐性も日本人より遥かに高いでしょう。彼らが日本のような進んだ文明を将来手にしたとき、驚異的なスピードで世界に台頭していくのではないかと感じました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。アフリカに旅行に行く人がいればぜひ上記のことに用心していただけると幸いです!

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