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ネガティブは強みに変わる

いつもリーディングやサブチャンネル(radio)で、ネガティブはポジティブを生み出すというお話をさせていただいていたので、noteにも書いていると勝手に思っていましたが、書いていませんでした(笑)

ということで、今回はネガティブ思考が実はいい方向を生み出す鍵になっているお話をしていこうと思います。

・ネガティブが生み出す良いこと

1 リスク回避
先の未来を予想するときに、ポジティブになりすぎるとネガティブ要素が突如やってきた時に慌ててしまったり、トラブルをうまく回避することが難しいというパターンがあります。
けれど、ネガティブに構えておけば、いざという時に咄嗟に行動ができ、大きなトラブルにならずに済むという可能性が高くなります。

例えていうのであれば “お母さんが熱い鍋を運んでくる。これが全てひっくり返って、周りのみんなが火傷してしまったらどうしよう”と思う。

これらは一見すると、心配性やネガティブな考え方ですが

周りに足が引っかかりそうなものがないか。すぐ立ち上がれるようにしておこう。という思考と行動で、鍋がひっくり返るリスクを減らすことができます。

この例え方はとても簡単なパターンで説明させていただきましたが、例えば車の整備であったり、突然の雪や災害などで立ち往生ということがなくなったり、事故が軽減されたり、そういった出来事に遭遇しても“想定していた”ので、何も考えていない時よりうまく立ち回れる可能性が増えるのです。

2 人に期待しない
ネガティブな人の多くは“私は人に好かれていない”と感じます。
あまり極度なネガティブを持ってしまうとうまく人付き合いができなくなりますが、ある程度“好かれなくても当然だ”とネガティブに思っておくことによって、嫌われないような気配りという意味での配慮であったり、何か人間関係のトラブルがあった時も“あって当然だ”と思うことができ、ひどく落ち込むのではなく、軽くで済むということがあります。

つまり自分を過度に傷つけない状況を作れたり、他者に過度な期待をしないことで、相手に腹を立てたり、喧嘩をするようなトラブルを避けられるのです。

3 自分に期待しない
自分はやればできるんじゃないかと過度に思いすぎると、現実でうまくいかなかった時に自分に落胆してしまいます。“今の自分はこんなもんだろう。大して何もできない”と思っていることによって、失敗しても“まだ修行が足りないな”と思えたり、逆に良い結果が出ると“思ったよりできたね!やった!”と嬉しい気持ちになれます。

自分のメンタルを平常に保てるようにすることはとても大切です。
常に上がり下がりしてしまうと、自分の感情を見失ったり、自分がどういう立場にいるのかが俯瞰的に見えなくなってしまうこともあるから。

うまくいかないから準備しておく。ある程度予測しておく。予測外のことも起こるであろうことも予測しておく。何か起こってしまったら“力不足なのはわかっていた”と受け入れられる。

このメンタルを作った上で“それでも自分なりにこれからも努力していこう”

という気持ちのスパイスをひとつまみだけ混ぜておく。
それだけでネガティブがただのネガティブではなくなり、メンタルをキープしやすくなりつつ能力の向上上手に変わるということです。

特に自分は見た目に自信がない。学力に自信がない。などのステータス系でネガティブになってしまう人ほどこのネガティブの扱い方を覚えておくといいかもしれません。

それと、勉強ができないことに関しては自分に合った学ぶ方法を考えると、実は勉強ができたということもあります。

こういうマインドを持っておくと、褒められた時はものすごく嬉しいし、貶されてしまうことも時にはあるかもしれないけれど、そういう時も“はいはい、わかってます”と受け入れることができます。

それは快く受け入れることではないかもしれないけれど、それこそ他者に期待しないマインドなのです。そもそも人のことを貶すこと事態が人としてどうなのかというお話ですが、生きていく上でそういう人に出会うことを完全に避けるのは難しいし、他者が変わってくれることの方が難しい。

それより先にあなたがあなた自身を輝かせる術を身につけてしまった方が、あなたが穏やかに過ごせる日常に変わる近道になるかもしれません。

よかったら、ネガティブな自分を“根暗で駄目なやつだ”とは思わず“穏やかに過ごせる鍵を持っているんだ。良い性質を持っているんだ”と思ってあげてくださいね。

私もネガティブ人間なので、癖を外すことは中々難しいです。だからこそ上記のマインドを意識するようにしています。

そしてネガティブな人は、人が感じる痛みや、ネガティブ思考にも敏感に察知することができます。それらは思いやりや優しさとなって、人々の支えになることもあるかもしれません。自分を値踏みしないでください。あなたは磨くことで光るネガティブを所有しているだけなのですから。

REN

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