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“習慣”という強み

こんにちは。
RENEW LAB.2期生の深澤美夕です。

今回のnoteでは、今年4月からこれまでの半年間を“新社会人”として過ごしてきた私が、「音楽をやっていてよかった」と思えた気づきを2つ共有させていただきます。

※前回記事と照らし合わせて読んでいただけると幸いです
前回記事はこちら


1.お客様との距離を自然と縮められる

私は現在、求人広告やその他の採用に関する支援を行う企業で企画営業職に就いています。
この半年間は新卒1年目ということもあり、新規のお客様と繋がることに重きを置いてきました。

会う人会う人全員が初対面の状況に、ただでさえ人見知りの私は(ちゃんと話さなきゃ。印象良くしなきゃ)と萎縮してしまい、結局自分で精一杯になってしまっている私自身にがっかりして、悲しくなる。
その繰り返しを数十日過ごしてきた7月のある日、私の意識を180°変えて下さるお客様と出会いました。
その方は「営業の仕事は話すことではなく聞くこと」だと教えて下さったのです。

音楽と向き合っている時、私たちは音色や響き、フレーズの持っていき方や和音のバランスなど、あらゆる角度から耳を澄ませて考えています。

仕事をするようになってからの私は、この試行錯誤のひとつひとつがヒアリングのように思えています。

何を理想とするか。
現時点での課題はどこにあるか。
どうしたら理想に近づけるのか。

曲を知る姿勢と、お客様を知る姿勢。
どこか似ていると思いませんか?

私は、これまで楽譜や音源、そして自分とにらめっこした分だけ、仕事にも活かせている気がします。


2.“出来ない” “分からない”を放っておけない

社会人経験はゼロ、知識もスキルももちろんない。
そんな状態からこの10月に至るまで、結構な量のインプット・アウトプットをしてきました。

研修であれこれ詰め込み、その後すぐにロープレで実行。
(まだまだちっとも覚え切れていないのに、そんなすぐに出来るようにならないんだけど…)なんてぼやいているうちに、本番はやってきます。

電話やメール以外に、ヒアリングや提案、原稿作成や入稿作業、そしてお客様へのフォロー。
「ようやく覚えた!」と思って難なくクリアしたつもりが、どこかで凡ミスをしていたり。
反省を生かして着実に工程を進めていても、今度は「市況感??」なんて自分の知識不足にうんざりしたり。

こういう、自分の“出来なかったこと”や“分からなかったこと”って、あんまり省みる気になれなくて、その場では一旦スルーしてしまった経験のある方もいるのではないでしょうか。

私も学生時代、レッスンで先生に指摘された箇所をその場で直せず、宿題にされたのに気が乗らなくて、すぐには手をつけられなかった経験が何度かあります。
結局、次のレッスンでも同じ事を言わねばならない先生に対する申し訳なさと、言われてしまう自身の悔しさが滲んできて、レッスンから2,3日経ってようやく取りかかっていました。笑

ですが、この2,3日のうちにも、自分でも気づかぬうちに反芻していたりします。ずっと心や頭のどこかに引っかかっていて、解決に向けて考えてはいるのです。
この引っかかり癖が、仕事を覚えたり知識を補う上でも役に立っています。

解決させることで上達する・質が良くなることを身を以て知っているので、そのまま放置しておくとどこか落ち着かないのです。

こういった放っておけない感覚も、日々音楽と向き合ってきたからこそ習慣づけられ、身についたものではないでしょうか。


一見、何の結びつきもないように思えてしまう音楽とビジネスシーンですが、音楽に携わってきたからこそ捉えられる視点や考え方で仕事をこなせることや、逆に音楽によって備わっていた感覚に仕事を通じて気づけることもあります。
それらが双方の楽しさや面白みに繋がることが、私にとっての小さな成長だと思っています。

こうした発見を音楽×社会人の両立でさらに発掘していけるよう、下半期も頑張ります!


RENEW LAB. 2期生
深澤 美夕

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