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保育士として働きはじめたときに大切なこと(考え方)

カレーが大好きな佐々木です。
保育の採用担当から転職し、保育スタッフを中心とした転職相談エージェントなどしています。


4月は保育園の中でも最も忙しい時期です。
保育士さんおつかれさまです。

とくに新卒保育士さんにとって
4月は大変化のとき。

学生から社会人になるというのは、とても大きな変化ですよね。

そんな忙しい時期を終えて、ゴールデンウィークがすぎ、6月くらいまでは、息つくまもなく過ぎていくでしょう。


私は保育園の会社で採用担当をしていた頃、
入社後のフォローもしていました。
今は、保育士さん向けの研修などもしています。

そして、もっとも悩みをかかえやすいのが、
最初の4月から6月の3ヶ月。

いろんなケースをみてきました。

その時期を乗り越えるにはどうしたらいいのか?


今回はちょっとしたコツをご紹介します。


まず、慣れるまでは誰でも大変だと思おう

保育士として働きはじめると、いろんなことがあります。

子どもたちはかわいい。


だけど…

先輩みたいにうまく子どもに関われない
先輩にいつ質問していいかわからない
保護者対応がすごく不安

これ、私が保育士さんの採用担当だった頃、
多くの新人保育士さんから悩みとして相談されたことです。

毎日、緊張の連続ですよね。

でも大丈夫です。


あなたの目の前で、キビキビと動き、
子ども達の心をしっかりつかみ、
イキイキと保育をして見える先輩保育士さん達も、最初はあなたと同じでした。

慣れるまでは、できるようになるまでは
誰だって大変なんです。


だから、まずは
大変だなぁと思う自分を
否定しないようにしましょう。

悩みがでてくるというのは、
一生懸命やっていることの裏返しなので。


ひとりで悩んでいないかな?と自分に問いかけよう

その上でもう一つ伝えたいことは
ひとりで悩まないでねということです。

転職の面接もしていたので
ありとあらゆる保育士の悩みを聞いてきました。
(面接といいつつ人生相談みたいになることもしょっちゅう笑)

そんな悩める保育士さん達には、
面接でも毎回のように問いかけていました。

「ちなみに、誰かに助けを求めましたか?」

保育士さんは責任感の強い方も多いです。
子ども達のためにと、どこまでもがんばってしまう。

そして、人を頼ること、相談することを
申し訳ないと思っている人も多い。


自分の中だけで悩みを消化しようとしがちです。

「ちなみに、職場の周りの人は、
あなたが悩んでることしってますかね?」
と問いかけると、
ほぼ間違いなく「いえ…知らないと思います…」

と、返ってきます。

すてきだなぁと思う保育士さんほどそうです。
そして、よくよく聞くと、人間関係がそんなに悪いわけではないのです。
でも、相談できないと思いこんでいる。


背景には

・こんなことで悩んでるのは自分だけじゃないか
・相談したら変に思われるんじゃないか
・自分でなんとかすればいいんじゃないか
・周りも忙しそうだし、私がしんどいと言ったら迷惑なんじゃないか

そんな気持ちがありそうです。

いやいやいや!ちゃうねん!


「質問すること」「頼ること」も仕事のうちなのです。

なぜならあなたのモヤモヤが晴れたり、
困ったことがわかるようになることで、
仕事をスムーズにすすめられる。
それは全部子ども達のためになるんです。

だから勇気を持って、
先輩に声をかけてみてください。


何に困っているか。
もしかしたら何に困ってるかさえわからなくてもよくて、「ただしんどい」いう感情を伝えるだけでもいいんです。

なにか大変なんだとわかれば、
周りの先輩も、あなたの悩んでることを
どうやったら和らげられるか
一緒に考えることができます。

困った時、相談したい時のタイミングに迷うなら
「なにか相談したいときは、どのタイミングできいたらいいですか?」と、あらかじめ先輩に聞いておきましょう。

このタイミングで聞いていいよと、きっとおしえてくれるはずです。

ちょっとしたコミュニケーションのコツは
またお伝えしますね。


とにかくまず、保育士としてのスタートおめでとうございます!
子ども達との楽しい日々になりますように。

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