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弱肉強食<適者生存

こんにちは。
昨日久しぶりに体重計に乗ったらいつもより10kg減っていた松木蓮です。
#1日2食とはいえ
#さすがに10kg減はあり得ない


(2878文字 / 約5分半で読めます)

さて、今日はただ単に強ければ良いわけでなく、時代の流れにあって形状を変えた方が良いよねという話です。


▼まさかライオンは百獣の王じゃないよね

まず、わかりやすい動物から見ていこうと思います。強い動物って何?って聞かれた時、ライオン!って答える人がいるかもしれないのですが、実はそんなことないんですよね。

もちろん何を持って強さとするのか、にもよるのですが、例えば、一対一で対決した時一番強い動物ってまさかライオンなんかではなく、ゾウとかカバとかサイとか、いわゆる草食動物なんです。

これってポイントだと思っていて、つまるところ、ここから僕たちは攻撃力よりも守備力に重きをおいた方が良い、ということを学べると思います。

(ちなみに、ゾウから蹴りを一発お見舞いされたら即死ですが、、)

兵法的な考えでいくと、勝算の見込めない勝負には出ない、が鉄則なので、自分と相手のステータス(攻撃 / 守備)を吟味するのは超大事です。

なので、本当の強さでいうと、守備力(=持久力)の方が重要なんじゃないかって思うんですね。事実、俊足のチーターって機動力はありますが、稼働時間が鬼のように短いので1ミリも強くないんです。おまけに、軽量と俊敏に特化しているので痩せている。


▼弱肉強食が真理なら、、

攻撃よりも守備、という話に追い討ちをかけるように、次は恐竜の話に移ります。

恐竜のアイコンになっているのは、ご存知ティラノサウルスです。超大型の動物として有名で、当時地球上の食物連鎖の堂々の頂点に君臨していた、ザ・カリスマ的強者です。

(ちなみに僕はアンキロサウルス、ステゴサウルスあたりが好きです)

でも、その強者が今もなお勢力拡大を続けているかといえば、当たり前ですがそんなことはなくて、そもそも絶滅しています。

弱肉強食が真理なのであれば、恐竜は今もなお人間をしもべとして従えていたことでしょう。

じゃあなぜ弱肉強食は通用しないのか。答えは恐竜の絶滅の仕方を見るとわかります。もちろん諸説あるのですが。今回は隕石が落ちた、みたいな説を取り上げます(なんでも良いですが)。

隕石が地球にぶつかり、環境が一変して恐竜は次々に死に絶えていった。

隕石だろうが、氷河期だろうが、なんでも良いのですが、ポイントは「環境の変化」です。

何某かの環境変化によって動物界のルールブックが書き換えられ、昨日の強者は今日の弱者になる、といったことが起きていたわけですね。

恐竜は死んでしまったけど、今見るように猿は元気に木登りをしているし、とりは気持ちよさそうに空を舞っています。そして、僕たち人間は繁栄を謳歌しているではありませんか。

つまり、タイトルの文言が全てなのですが「弱肉強食<適者生存」です。この真理はこれまでの進化の歴史を見ても今後ともそうであり続けると思います。


▼巨大産業が今や、、

動物たちの話が続きましたが、まさに今これと同じことが起きてますよね。昨年初春より猛威を奮っているウイルスが世界の秩序を乱し、様々な構造的変化をもたらしました。

それまで就活の花形出会った航空業界なんかはもう完全に静まり返っています。在外日本人の帰国ストーリーを聞くと、ガラガラ、ガラガラばかり。これはスーツケースを引きずる音なの?それとも、、

旅行業界もそうですよね。僕の友達でも大手旅行会社に務める人がいますが、確か3月は4日くらいしか働いてない、みたいなことを言っていました。

もちろん、こうしたことは未曾有の事態を受け手なので、どうしようもないことなのですが、これからを生きる一つの手がかりを示唆してくれているような気がします。

ちなみに余談なのですが、僕は就活を終えて内定をいただいた上で大学院進学を決めたのですが、当時持っていた内定は3社で、うち2社は航空業界と(今グングン伸びてる)小売業界でした。もしあの時就職を選んでいたとしたら、どっちを選ぶかで今の生活は大きく変わっていたのかと思うと少しゾッとします。。


▼キミの手札には何枚ある?

日本の働き方といえば、終身雇用が有名です。ですが、最近大手日系企業が終身雇用の事実上廃止を発表したことがニュースになっていましたが、さすがにこの働き方が時代にそぐわないことはコロナとともに理解が広まりました。

であれば、年齢関係なく( #日本人の平均年齢は50歳手前だよ )環境に柔軟に対応できる人が必要になるということになりますね。とうよりもそうじゃなきゃ恐竜と同じように、それまで圧倒的な力を牛耳っていたとしても、陽が登れば屍、みたいになりうるということです。

なので、昨今の風潮のように副業や複業をもっとカジュアルにした方が、そうしていかないととても生き残れないんじゃないかと思うわけです。

いわゆるポートフォリオを組む、みたいな話です。

企業レベルであれば、例えば、楽天なんかはトラベル事業が今は厳しいからECにリソースを割こうみたいな話で、これを個人レベルでもやった方が良いということですね。

企業の存在が徐々に薄れていく昨今、著名人の事務所退所が相次ぐ中、個人がハンドルを握って舵を切れるようにすることが処世術になっていくだろう、と僕は思うんですね。関係性としては、中長期的に見て「企業>個人」から「企業=個人」にパワーバランスが変化していくのではと思います。

昨日まではAという手札だったけど、災害が起きてAの手札を切れないから、今日からはAは一旦ステイにして、BとCの掛け合わせでいこう、みたいな。

そのためにはやっぱり学び続けるというのが超簡単で超重要で、これをできるかどうかが5年後、10年後の自身の生存確率を決めるのではと思います。

参考程度に、平成30年度に文化庁が発表した「国語に関する世論調査」より読書に関する項目を抜粋したデータを載せます。

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半数弱が1ヶ月に一冊も読まないという結果です。学び方は人それぞれですが、読書に限っていうとおよそ半分の人が本から学んでいないということになります。ひっくり返せば、(極端ですが)1ヶ月に一冊でも読書すれば上位50%に入ります(あんまり上位、下位みたいな表現は好きではないのですが、、)

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そして、僕はこっちのデータの方が重大だと思っていて、この調査は全国16歳以上の男女3,590人を対象にしたもの(有効回収数は1,960人(54.6%)→日本人ってまじで政府への信頼ないんですね)です。

このデータを見ると、10代が一番読書すべきという人が全体の4割です。10代って学校もあるし、遊び(興味や好奇心を深める)の時間も大切なのに、読書しようぜって結構辛いです。

僕としては、「年齢に関係なくいつでも」にチェックを付けたいのですが結果は2割とちょっとです。

最後は、読書に焦点を当てましたが、勉強方法はなんにせよ学びの姿勢とそれによる臨機応変な環境適応能力は今後とも必要だろうな、という話でした。

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今日のまとめとしては、

・最強の動物はゾウやカバ、サイなどの大型草食動物

・攻撃力よりも守備力が重要

・弱肉強食であれば恐竜は今も生きてる

・どんなに力があっても環境に適応できないと息絶える

・個人でもポートフォリオを組めるように

・学びの姿勢が大事

です。それでは!

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