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"金融事業者にとって「顧客」とは、預金者や融資先、投資家や保険契約者に留まらず「社会そのもの」" #鎌倉投信 の「社会の持続的発展に向けた取組方針」

Shimoyamaさんのブログです。

https://www.shimoshun.com/entry/kamakura-yui2101-201906

こちらで、鎌倉投信さんの

「顧客本位の業務運営に関する原則」を実現するための社会の持続的発展に向けた取組方針

が取り上げられていました。

Shimoyamaさんも引用されていましたが、冒頭の箇所に強く共感しました。

金融の本来の役割は、信頼できる決済機能と投融資を通じた富の最適分配によって「持続的社会を創造すること」にあります。したがって、金融事業者にとって「顧客」とは、預金者や融資先、投資家や保険契約者に留まらず「社会そのもの」といえます。また資産運用者にとっては、投資を通じて「より善い社会をつくる」、すなわち社会の持続的発展に資する事業運営を目指すことこそが、最終的に真の「顧客本位」につながると考えます。

KPIの公表にあたって、社長の鎌田さんがメルマガ、ブログで所感を述べられていますが

https://www.kamakuraim.jp/post-102374/

こちらも大変印象的です。

お客様に投資いただく期間の長さや、長期で資産形成を図ることを意図する積立投資は、一面で、お客様からの信頼の度合いを示すものだからです。そして、経済的側面からみた投資とは、本来、将来使うお金(例えば、退職後の生活資金など)の価値をインフレ(モノやサービスの価格の上昇)によって実質的に減らさず、お金の購買力を維持・向上させるために、インフレに強いとされる株式等の資産を、現金・預金に替えて、一定程度保有する行為です。そのため、お客様からみると、投資信託等を短期間保有しただけでは、購買力維持の効果が安定的に得られないからです。

積立投資は、一面で、お客様からの信頼の度合いを示す

つみたて投資を何人の人たちが、どれだけの期間継続しているか、は信頼、信用の度合いを表すというのは、私も全くその通りだと思います。評価益のお客さんが何パーセントか、よりも投資信託の質を最も的確に表すのではないでしょうか。

「どれだけの時間をかけて、どれだけの信頼を集められてきたか」という観点での「自主KPI」の設定、公表が、ステキな投資信託をそだてるものと思います。

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