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リンツ(Lindt)の「オーナー」であることを、5年以上知らないままでいた

仰かおるさんのこちらの記事を拝見して、私はめっちゃくちゃ嬉しく感じました。リンドールがこんなにも喜びや楽しさ、幸せをもたらしていることに。

noteで探してみたら、こんな記事もありました。


いやー、こんな風に評価してもらえるなんて、嬉しい限り。リンドール、スゴいやん!

リンドールが褒められると、私はとても嬉しく、ちょっぴり誇らしくさえ思います。

なぜなら、

私はリンドールを提供しているリンツ(Lindt)のオーナーだから

です。

でも、オーナーであることを私は昨年の夏まで知りませんでした。

コムジェスト・アセットマネジメント さんに昨年、お邪魔した際に、私がリンツのオーナーであることを初めて知ったのです。実は、それ以前から結構長い間、オーナーであったのですが、その事実を気づいていませんでした。

どうやって、私がリンツのオーナーになったか、気づかぬうちに。

その背景をご説明します。

私はこの投資信託を2007年3月から保有を始め、2012年7月から毎月追加で買い増ししています。この投資信託はファンド・オブ・ファンズという形式を取っています。ファンドを買うと、多くの場合、そのファンドの中身は投資先の株式です。が、ファンド・オブ・ファンズの場合、ファンドを買うと、「その先」がまたファンドになります。この投資信託を買うと、どんなファンドを持つのか、それを示しているのがこちらのページです。

セゾン資産形成の達人ファンドを買うと、このページで示された9本のファンドを保有することになります。この9本のうちの1本が

コムジェスト・ヨーロッパ・ファンド80(適格機関投資家限定)

になります。このファンドを運営している、つまり、投資すべき会社を探し出して、調査して、分析して、判断している、のが、昨年夏にお邪魔したコムジェスト・アセットマネジメントさんです。コムジェストさんの本拠地はフランスです。

このファンドが2020年5月末で、どんな会社に投資しているか、は、こちらの12ページ で確認することができます。

スクリーンショット 2020-06-09 6.27.15

ご覧の通り、Lindt が投資先の1社となっています。

セゾン資産形成の達人ファンドの中でのコムジェスト・ヨーロッパ・ファンドの割合は、同じ資料の3ページに示されていますが、26.8%です。そのうち、3.2%がLindtということです。

たとえば、10,000円、セゾン資産形成の達人ファンドを買うと、

10,000 x 26.8% x 3.2% =85.76 

85.76円分、Lindtの株式を持つ、オーナーになる、ということになります。

ちょっぴりやん?!って思われるかもしれません。

でも、これでも、立派にオーナーだと私は思います。多くの人たちがリンドールを楽しんでくださって、喜びや幸せを感じてくださる、それが積み重なっていけば、Lindtの売上は伸びて利益も増えていく。それが長く続けば、Lindtの株式を持ちたい、保有したい、オーナーになりたい、という投資家が増え、株価は騰がっていく可能性が高まります。ずっと長くオーナーとして関わっていれば、たとえその金額がちょっぴりだとしても、リターンを得られる可能性が高くなるわけです。

大事なことは、リンドール等のリンツが提供している製品、それが提供されるショップが、多くの人たちに楽しさや喜びや幸せを提供することができるか、そんな人たちがこれからも増えていくか、ということです。

少し調べてみると、m@さんがこんな記事を2014年につくられていました。

この時、既にLindtが投資先として紹介されていました。私もセゾン資産形成の達人ファンドを保有していましたので、既に「オーナー」になっていたのです。昨年夏まで5年以上、Lindtの「オーナー」であることに気づかず日々を過ごしていたのですね。もっと早くその事実を知っていたら、リンツの製品やショップが愛されている、喜ばれているのを知った嬉しさをもっと沢山感じることができたのに、残念。

で、実際、Lindtの業績ってどうなの?ということについては、コムジェストの渡邉さんの講演録(2018年11月)で、紹介されていますので、ぜひご覧になってください。

Lindtに投資するぞ!って自分で探し出して判断したわけではなく、5年以上もオーナーであることに気づかないままだったのですが、この事実を知ったことで自分の関心がほんの少し変わったのです。

私の生活圏内、錦糸町。パルコの中に、Lindtのカフェがあります。

錦糸町に出店したことは全然知らなくて、パルコに入って、「あれ?!」って驚いたのを覚えています。

以来、錦糸町に出かけた際は、どんなんかなぁ、繁盛しているかなぁ、って気になって、ちょっとお店を覗きたくなります。そうした興味、関心が別の何かとの出会いをもたらしてくれることもあるかもしれません。

と、色々と書き連ねましたが、言いたいことは2つ。

一つ。投資信託を保有することで、思いがけず「オーナー」になっていることがある。

二つ。自分が「オーナー」である会社の製品が、多くの人たちに楽しさ、喜び、幸せを届けているのは、めっちゃ嬉しい。

これからも、どうぞ、Lindtの製品をご愛顧くださいますようお願いします!

同時に、Lindtがこれからも長く、多くの人たちにステキな価値を届け続けることができる存在であるか、コムジェストの皆さんがしっかり見守ってくださることを期待しています。

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