コロナ禍で中小企業の資金繰りを助けるために行ったゼロゼロ融資であるが、そろそろ返済が本格的に始まる。

これって、過去に行われた金融円滑化法と同じである。
お金が続く限り、会社は生き延びることができる。

つまり、ゼロゼロ融資も延命するだけである。
そして、お金がなくなったら倒産もしくは代位弁済することになる。
最後は、税金という形で国民に負担がのしかかるのである。

ゾンビ企業は保守的になり、変化を嫌う傾向にある。
特に、高齢者の社長や会長だ。
過去の成功体験など、もはや通用しない。
時代の方が先を行っている。

まとめると、ゼロゼロ融資もゾンビ企業が増えるだけである。
まさしく、お金の無駄使いである。
再生する意志のない企業は、市場から撤退して淘汰されるべきである。
でないと、子供たちが未来を描けないのである。