わたなべ瑛士

セグメント別損益の専門家|財務・経理・経営企画の実務30年超|売上高25億円から50億…

わたなべ瑛士

セグメント別損益の専門家|財務・経理・経営企画の実務30年超|売上高25億円から50億円に出店戦略で2倍にした経験|週間業績管理で8年連続前年比アップ|不採算部門から撤退で黒字化へ|資金調達額累計40億超|上場準備経験2社|事業再生経験3社|中小企業財務コンサル契約30社|

最近の記事

【働き方と健康のバランスを考える】

経理の仕事は、忙しい時期があります。特に本決算や株主総会が終わる半年間は、本当に忙しくなります。決算業務がピークに達すると、月の労働時間が普通に400時間を超えることもありました。 現在は残業時間の上限がありますし、無制限の残業はありません。ただ、経理は労働組合に加入していなかったので、どのくらい働いても問題ありませんでした。 決算業務が忙しい時期以外でも、通常業務に加えてプログラム開発も任されていたため、常に忙しく、休む暇はありませんでした。休んだと感じることもなく、体

    • 【プログラマーへの挑戦】

      昔は、使いやすいパソコンがなく、コンピュータの知識や技術を持っている人は理系出身者の一部に限られていました。当時、財務部ではそろばんや電卓、手書きの伝票を使って、コンピュータに入力して経理処理していました。 私は文系大学出身でしたが、そのコンピュータのプログラムを修正することになり、プログラミング言語の「COBOL」を学ぶために研修に行きました。 初めてのプログラミングでしたが、「プログラムはこんな考え方で作られているのだ」ということを学びました。その後、修正だけでなく、

      • 【数字が語るストーリー】

        経理の仕事は、証憑書類に基づいてデータを整理することです。証憑書類は、実際の出来事を示す証拠であり、そこに書かれた数字が真実を表します。 証拠や真実、事実などの言葉が出てくると、刑事のイメージが湧いてきます。私は、経理を刑事のような存在と捉えています。 経理は、会社のお金の動きを明らかにする役割を果たします。証拠を集めて事実を解明する刑事のような存在です。 詐欺師は数字を操作して嘘をつくことがありますが、数字は嘘をつきませんし、証憑書類も嘘をつきません。 証憑書類と数

        • 【証憑書類(エビデンス)の重要性】

          新入社員として会社に入った時、忘れられない経験がありました。 それは、新人の研修が終わって、初めての決算の時でした。会社で使われる部品が、決算日である3月31日に現場にあったのか、それとも4月1日に届いたのか、わかるようにする必要があったのです。 そのためには、運送会社から出された「送り状」という書類が必要で、上司からその送り状を探すように指示されました。 現場の班長に何度も尋ねたり、伝票を調べたりしました。購買部の係長には少し嫌な態度を取られながらも、必死で送り状を探

        【働き方と健康のバランスを考える】

          正確さへの追求

          大学を卒業してから、工場機械メーカーで働いていました。そこではお金の管理をする部署に入りました。部長を含めて、約10人ほどの小さな部署でした。 その仕事で、社会人として大切なことを学びました。まず、大企業に入ったこと自体がすごいことだったんです。もし私が小さな会社で働いていたら、違う人生を歩んでいたかもしれません。 入社して3年間は本当に忙しくて、体調を崩してしまいました。だけど、今振り返ると、最初の会社は素晴らしい場所だったと思います。なぜなら、事実を調べることや数字を

          正確さへの追求

          世の中は理不尽なことばかりである。でもその壁を乗り越えていくことで自分のステージが上がるのである。経営者は覚悟を持っているが、サラリーマン役員は目先のお金しか見ていないものである。

          世の中は理不尽なことばかりである。でもその壁を乗り越えていくことで自分のステージが上がるのである。経営者は覚悟を持っているが、サラリーマン役員は目先のお金しか見ていないものである。

          「笑う門には福来る」知り合いの経営者の会社にある額に飾ってある名言の一つ。正しくその通りで、その経営者はそれを自ら実践している方である。どんなに自分が苦しくても笑っていられるのはその言葉の実践かもしれない。

          「笑う門には福来る」知り合いの経営者の会社にある額に飾ってある名言の一つ。正しくその通りで、その経営者はそれを自ら実践している方である。どんなに自分が苦しくても笑っていられるのはその言葉の実践かもしれない。

          当たり前と言えば当たり前なんですが、お客様のことを徹底的に理解して、お客様のことをお客様よりわかっていることが一番売れるために必要なことである。

          当たり前と言えば当たり前なんですが、お客様のことを徹底的に理解して、お客様のことをお客様よりわかっていることが一番売れるために必要なことである。

          付加価値と差別化を同時に行うことで競合がいなくなる。片方だけだと相見積もりを取られたり、値引交渉をされるので、価格の維持ができなくなる。これをとことんやる事で誰も追いつけなくなる。

          付加価値と差別化を同時に行うことで競合がいなくなる。片方だけだと相見積もりを取られたり、値引交渉をされるので、価格の維持ができなくなる。これをとことんやる事で誰も追いつけなくなる。

          chatGPTの進化のスピードは驚くほど早い。その進化に遅れないよう学んで行きたい。人生は死ぬまで学びである。

          chatGPTの進化のスピードは驚くほど早い。その進化に遅れないよう学んで行きたい。人生は死ぬまで学びである。

          「人と戦わない、課題と戦え!」その人が好き嫌いで判断するのではなくて、今ある課題のことを議論すべきである。人の機嫌なんて関係ない。大事なのは会社が存続するために何をするかである。

          「人と戦わない、課題と戦え!」その人が好き嫌いで判断するのではなくて、今ある課題のことを議論すべきである。人の機嫌なんて関係ない。大事なのは会社が存続するために何をするかである。

          コンサルタントは胡散臭いイメージがあるが、ある有名な会社の経営者が言うには、チンピラ稼業であり、アイデアブローカーであるという、実に面白い。生成AIが主流になる世の中で、コンサルタントが価値を生み出すには、いかに多くの経験を積むことが価値になる。

          コンサルタントは胡散臭いイメージがあるが、ある有名な会社の経営者が言うには、チンピラ稼業であり、アイデアブローカーであるという、実に面白い。生成AIが主流になる世の中で、コンサルタントが価値を生み出すには、いかに多くの経験を積むことが価値になる。

          部下に期待しないけれど、成長を望んでいる。それが経営者の心構えかもしれない。全く同感である。部下に期待すればするほど、できなかった時の言い訳にがっかりするから。かつてコンサル会社の社長にも同じことを言われたことを思い出す。

          部下に期待しないけれど、成長を望んでいる。それが経営者の心構えかもしれない。全く同感である。部下に期待すればするほど、できなかった時の言い訳にがっかりするから。かつてコンサル会社の社長にも同じことを言われたことを思い出す。

          周りが色んなことを言うけど、最後に責任をとるのは結局、自分だけになる。だったら気にしないで心の声に耳を傾けよう。

          周りが色んなことを言うけど、最後に責任をとるのは結局、自分だけになる。だったら気にしないで心の声に耳を傾けよう。

          100の言葉よりも1の行動を見ているから人に騙されない。行動の結果は、数字に現れる。だから、言っていることよりもやっていることを一致させている社長は必ず伸びるのである。

          100の言葉よりも1の行動を見ているから人に騙されない。行動の結果は、数字に現れる。だから、言っていることよりもやっていることを一致させている社長は必ず伸びるのである。

          会計はもっと面白くなる、会社の損益だけでなく、そこで働いて人の動きまで手に取るようにわかるからだ。ある意味、事件を捜査する刑事みたいである。

          会計はもっと面白くなる、会社の損益だけでなく、そこで働いて人の動きまで手に取るようにわかるからだ。ある意味、事件を捜査する刑事みたいである。