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動物と暮らすという事⑨

あれからレオの具合は良くなったり悪くなったり
を繰り返している。
膀胱炎には2ヶ月に一度位の頻度で罹ってしまう。

クッシング症候群の症状だから仕方ないのと、
全く動けない為に、排尿時に全て出し切る事ができないのだと思う。
少しずつ老廃物が溜まってしまっているのだろう。
オムツをこまめに変える、清潔を保つ位しか対処は出来ない。
でも気がついたら直ぐに病院に行けば、点滴と抗生剤で症状は落ち着くので、状態の観察はしっかりしようと思う。

しかし一つ気になる事がある
2月に入って、飲水量が一気に増えた。
また食欲も旺盛に。
もしやアドレスタンの効き目が悪くなっているか?と思うが、
少し違和感がある。もしや…悪い予感が…

そろそろACTH検査の時期だし、一度確認しようと思った。結果
ACTHの数値は安定して下がった。
良かった。
今はpre7.2  post13.0 両方とも基準値内でアドレスタンの投薬量も1日10mgで落ち着いた。

同じタイミングで血液検査も、と思い一緒に検査してみたら…

血糖値がバカ高い(汗)
遂に糖尿病併発!か
以前は188 今回は592
やっぱりキタ。ケトンも3+
ケトアシドーシスの疑いありで半日入院に。
一見、元気だからここまでとは…
気が付け無かった。ごめんレオ!
とりあえず体内のケトンを排出しながら、インシュリン投与と血糖値の測定、輸液で電解質を補う治療になった。
直ぐにはケトンも排出できないし、クッシング症候群のせいでインシュリン抵抗もある。
夜泣きもあるので、夜には一時帰宅。

幸い症状は軽く、ご飯を食べてくれるので安心した。
それから約1週間、朝病院に預けて、夕方帰宅を繰り返した。
朝、通院し血糖値を測定、レギュラーインシュリンと輸液を点滴。血糖値を数回測って、インシュリンの効果を確認してもらう。
夕方連れて帰る時に、夜のインシュリン量を決める。そして朝、また同じく血糖値を測って、前日の夜のインシュリン量の効果を確認。
夜は持続時間の長いタイプにし、これからの在宅治療に対応出来るようにしてもらった。
これを繰り返して、在宅治療のインシュリン投与量を決める。
また尿も定期的に測定し、ケトンがマイナスになるまで待つ事にした。
幸い食事はしっかり摂ってくれるので、ケトン代謝から糖代謝に変わるまでは早かった。
インシュリン抵抗性も思った程強くなく、僅か1週間でお家に帰れた。

これから毎日2回、注射です!
レオさん 頑張ろう!

まだまだごはん食べるよ!

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