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ポジションをあえて小さくするのだ

今月で福岡に来て、もう1年になります。

東京で生まれ育ち30年。一年前に今のご時世の追い風(ウィルス)もあってか、仕事をオンラインに移行して、

また当時住んでいた豊島区の家が2年契約の更新月だったので、解約して次の家を、一度は住みたいと思っていた福岡の地にしました。


東京と比べると、福岡は本当にいい街で、

・交通の便がいい(空港から2駅で都市の博多)これは世界の中でも最も空港と都市が近い立地らしい。かつコンパクトシティ。

・ご飯が本当に美味しい。(どこにいっても大正解)

・女性が男より人数が多くて綺麗(よくいいますが)

といった特徴を感じますし、これらはみんなの常識だと思います。


そして、ここからは僕個人の意見になってしまうのですが、東京以外の地に住んで感じたことがあります。

そのひとつは、やっぱり東京って特殊で凄い都市だということです。

東京自慢は嫌らしいですが、人口があれだけ密集していて、山手線沿いには、大都市がたくさんあります。

(僕の実家は、日本で最も電車の乗車率の高い駅にあり、地獄絵図のような満員電車に何年も揉まれて育ちました)

福岡は人が集まる天神と、ビジネス街の博多があり、ここになんでもそろっています。そしてそれと同じくらい、それ以上がたくさんの駅にある東京っていうのは、なんでもがどこにでも揃っている、特殊で大きな都市だなと感じます。


そして、同時に感じることは、東京はなんでもがどこにでも揃っているからこそ、大勢の中で個性が目立つことがなかなかない気がしました。

そう気づいたのは福岡に来たからこそです。

東京から自分の意思で移住してきたということが、周りからとても珍しく思われました。


かつ、僕は、天皇家御用達の学習院という学校の卒業なので、それを話すと東京出身の個性がさらに磨かれます。

出身校をネタにされます。


そんな肩書だけで、なにかがあると

『東京出身の学習院卒業はやっぱ違うわぁ〜』

といろんな意味で個性になるということに気づきました(いろんな意味でねw)


東京はなんだかんだやっぱり人口が多い分、物理的にいろんなことが一番の都市。

その大きなポジションから、小さなポジションに、移動してみると、

大きな場所では、なんでもなかったことが、

小さな場所では、個性的な存在になれます。


あえて、小さなポジションに移行してみると、

自分にとって常識だったことが、そこでは非常識であり、

その場所での、No.1や、Only.1 になれるかもしれません。

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