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UIリファレンス集yui.designをリリースしました

こんにちは、デザイナーのLeoです。

先日、yui.designというUIデザイナーのためのリファレンスサービスをリリースしました。

実在する日本のアプリデザインがリスト化されていて、ページやUIパーツ単位でフィルタリングできるようになっています(掲載しているアプリはすべて掲載許可をいただいています)。

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解決したい課題

日本語のUIリファレンスがないことで発生している、以下のような課題を解決していきたいです。

・UI設計における車輪の再発明が多い
・サービス内での表示回数が少ないUIを調べるのが苦痛
・ページやUIパーツ単位でのUI検索が困難

車輪の再発明を無くしたい

yui.designは、デザインにおける車輪の再発明を無くしたい、という想いで作りました。

UI設計は、ほとんどの場合が既存パターンの組み合わせであり、iOSとAndroidにはそれぞれ推奨されるガイドラインがあります。

そうして最適化されてきたUIパターンに対して、わざわざ再発明を試みるのは非生産的ですし、独創性を意識するあまり、ユーザーの混乱を招いてしまう可能性もあります(らしさ、世界観を保つための工数はもちろん必要ですが)。

また、なかなか参照すべきデザインが見つからず、多くの時間をUIリサーチに割きすぎてしまった、というのもよくあるパターンではないでしょうか。

デザイナー不足の今だからこそ、限られたリソースで良いプロダクトを作っていくために、日本語UIのノウハウを共通知識として体系化していくべきだと考えました。

デザインノウハウをオープンに

そのためには、個人や集団のなかで培われてきたUIノウハウをオープンにしていく必要があります。

現在、yui.designではアプリ内デザインのみを掲載していますが、その他にもデザイナー同士で共有できる知見はたくさんあるはずです。

・プッシュ通知の文言
・App Storeのスクリーンショット
・デザインアセット
・デザインデータ
・デザインルール

などなど、今後、機能拡張をしていきたいと考えています。

特に、デザインルールに関しては、広野萌さんのツイートの反響ぶりには驚きました。

このような知見が、よりこの国のプロダクトを良いものにしていくと信じています。

デザイナーが一丸となって良い世の中を作っていく

結(ゆい)とは、主に小さな集落や自治単位における共同作業の制度である。一人で行うには多大な費用と期間、そして労力が必要な作業を、集落の住民総出で助け合い、協力し合う相互扶助の精神で成り立っている。

yui.designには、結び、結束、相互扶助の想いを込めました。

デザインノウハウの共有によって、デザイナー同士が相互に助け合えるような環境を作っていければと思います。

そうすれば、既に現場で活躍しているデザイナーはもちろん、デザイナーを目指している人たちにとっても最高の学びの場を提供できるはずです。

デザインの力が行き届いた、より過ごしやすい社会のためにも機能改善に力を入れていきます。

ご意見・お手伝い募集します

これから、まだまだアプリの掲載数を増やしていく予定ですが、エンジニアのカツミと二人体制で作っているため人手が足りません。

もし、私たちの想いに共感し、少しでも運営に興味がある方がいれば、下のbosyuから応募していただけると嬉しいです。

フィードバックやご意見がある方は下のbosyuからお願いいたします。

今後もどうぞよろしくお願いいたします。

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