出張のとき窓から見える飛行機の正面|わたしの旅行記
フィクションですから。そのつもりで読んでくださいと言っておかないという体験談を書いて記録しておきます。
Webに記録されていくデータは何年間持つのでしょうか。
そういえば、WordPressが100プランを発表していました。これはノンフィクションです。事実。引用、していますか?ちゃんと括っておきましょう。
台風の時期は毎年、ほとんど一緒。これは日本の周りも大体一緒。この時期に海外出張を命ぜられると何が起きるのか?家族から心配されるでしょう。日程ずらせないの?と、アナタが言ってくれと、心の中にしまうこともあるでしょう。
上司の命令は絶対と、組織というものは随分と面倒なものになりました。その日の台風で飛ぶ飛行機は、とある1社だけでした。乗れと言われればそうしかありません。
離陸してから2時間ほどでしょうか。人生で初めて機内ではジェットコースターのようなフライトを体験しました。急旋回に突然と吹き出したように上がるエンジン音。
とても有名なかたも一緒だったようで、テレビで有名な方もだいぶ堪えていたようです。のちに現地に着いたときは私が先に出てしまって、大ブーイングでした。テレビでは、その部分が綺麗にカットされていた。これが現実です。
結局その日は、あまりにすごい台風の影響で、目的の空港にはつけませんでした。そのまま、また近場で近い大陸の空港へ緊急着陸です。元々の出発時間が遅かったので、3〜4回は着陸にチャレンジしたのでしょうか、いつもの倍近く機内で過ごした気がします。
今でも夢に見ます。そのうちのどこか、まぁ。なかなか体験できないことでもあるので、画音の記録をして。機内を撮るって色々制約があるので気を使うんです。けれど、窓の外は強風と雨による大気ばかりで、下を映さないようにながらとか、車に酔いやすい私ですが、なぜか、その日だけは平気でした。
そんなことをやっているうちに、窓の外に光が見えたんです。何か方向的に少しおかしいですが、赤い光。他の飛行機の正面です。「そんなことあるんだ」と思いながら、こんな状況の中でも飛んだ飛行機あるのかと。ただ、飛行機の真横に飛行機は見えるものなのか。
それを見ていた瞬間。何か、すごく楽しかったことだけの思い出が少しだけ巡りました。おそらく、走馬灯は、人に違えど、心停止を2回ほど経験した身としては、この辺りの真相はだいぶ知っている方になったかもしれません。
だからと言って、普通の人間ですけれど。そんな時、また飛行機のエンジンは凄い音を立てて機内には放送が入ります。
予定の着陸は諦め、とある場所へ向かい、そこへ着陸すると。時間はもう、AM2:00くらい。その後も何かと忙しなかったですが。このお話の続き。どこかでご縁があれば。大きめのサイズで飲み物を頼んでいただいて聞いてくだされば、こんなつまらないフィクションの続きでも話します。