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百年あんドーナツから広がる

調子にのったのだ
素直に従ってもいい場合もあるのだ
溢れる北海道お土産は
北海道展なるものでどこでも買えてしまうから
「どこでも買えてしまうもの」を買いたくなくて
小さな地元の洋菓子屋さんが作る
そこでしか買えない素敵なクッキーを
ママ友のお土産に見繕ったのだけれど
昨日の夜食べた
最後に空港で「これどこにでも売ってたな、買っとくか」と
急いでカゴに入れた百年あんドーナツが

油じゅわ
砂糖ジャリジャリ
それにも勝るあんこの重み

コーヒーに合うどころか
牛乳サイドがあんドーナツを求めている
ブラジルで作られていたらこうはならない
エチオピアでもコスタリカでもこうはならない
ホルスタインだからこの味だ
百年も続くこの味なんだ

広大な甘みに笑み

もっと食べたい
これもう家にない
ネットで頼むには相当な送料
そういうんじゃないんだよな

なになに?
これは
今はなき百年あんドーナツを現代に復活させたもの
らしく
現役百年選手ではないことがわかって
そんな歴史もあるのかと
口の中から広がったここまでの想い含めて

これ お土産にすればよかった

みんながお土産にしたいから
どこでも買えるようになっている

そして北海道のお土産の本気ときたら
どこに行っても
何を買っても
かわいい、美味しい、おしゃれ、北海道っぽい
名産物が潤沢で
広大な土地もあって
なんでも作れるんだな〜と感心していたら
旦那の一番のお気にり
シロクマボクサーパンツは
沖縄県で作られていたのでした(遠っ)

お読みいただきありがとうございました^^


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