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フロントエンド志望で入社後バックエンドにやりがいを感じるようになった話

こんにちは、つのだと申します。
現在バックエンドエンジニアとしてAPIを作っていますが、REPOC入社当初はフロントエンドエンジニアを志していました。
今回はフロントエンドエンジニア志望で入社し、いつの間にかバックエンドの開発にやりがいを感じるようになったお話をします。

これまでの経歴

そもそもREPOCに限らないと思うのですが、エンジニアの職務経歴ってバラバラですよね。
REPOCメンバーも元料理人、元メイクさん、元カメラマンなど様々です。
わたしの経歴も以前はジュエリーショップで接客を行い、その後不動産会社の営業事務をやり、IT企業の事務をやり、今に至ります。
まったくもってどんな人生を歩みたいかなど計画したこともなく、その時にやりたいことをやってきたことが経歴に現れていますね。

エンジニアを目指したきっかけ

そんな私がエンジニアになりたいと思ったのは不動産会社を辞めようと思っている時でした。
当時働いていた不動産会社は従業員が10名ほどの小さな会社で、「社長の言うことが絶対」という環境でした。
自主性のない仕事に窮屈さを感じ、次第に仕事へのやりがいを感じられなくなっていました。

というわけで、転職サイトを見始めましたが、当時は転職したいという思いは強くあったものの、やりたいことがみつからず、なかなか応募に踏み切れない日々でした。
そんな中、未経験でも入社してからエンジニアとして働くことができる会社を見つけました。
エンジニアなら将来的にフリーランスの道もある、手に職をつけられたら嬉しい!!何かに挑戦できるのはギリギリ20代の今が最後だ!!
と、半ば勢いで転職をしました。
そして、現在エンジニアとしてお仕事をさせていただいています。

少し話は逸れますが最近ニュースで知った若宮正子さんという女性の方がいるのですが、その方は58歳からパソコンを触り始めて現在80代で現役プログラマーとのこと。
60歳近くの方が新しいことを、しかもプログラミングを始めようとされたことに驚きました。
でも、プログラマーと言っても、ちょっとコードが書けるだけだったり(それでもすごい)するのかなと思っていたら、しっかりアプリもリリースされているので更に驚きです。

実は、わたしは自分のことをエンジニアだと言うことに恥を感じていました。
わたしが通っていた大学の学部が情報系だったので友人にも先輩後輩にもエンジニアは大勢いて、そのため大学を卒業してからエンジニアをしている周りの友人から何年も遅れをとっている自分がエンジニアと名乗るなんて恥ずかしいと思っていました。
でも、若宮さんの年齢など関係なく自分の好きなこと、楽しいと思えることに真っ直ぐ取り組む姿勢が素敵だと感じ、年齢や周りとの差に囚われてネガティブに考える必要はないなと思えました。

みんなから遅れをとった、、
ではなく
最短で新しいことを始められた!
と思えるようになり「何かを始めるのに遅すぎることはない」という言葉が好きになりました。

フロントエンドエンジニアへの憧れ

わたしの思考は単純なので、エンジニアといえど目に見える部分のことしか頭になかったため、勉強を始めた当初は
おしゃれなページを作れるようになりたい!!
と思いフロントエンドエンジニアを志しました。

htmlやcssのコーディングに関してはそんなに苦労せず習得できたので
ポートフォリオ作ってみようかなー
と思い、軽い気持ちでデザインを作成してみたのですが、このデザインを考えて作る作業が想像以上に難しく
自分はデザインされているものをコーディングすることしかできないんだ、と気付きました。
自ら何かをデザインするという経験がほとんどなかったため、わたしにとってはコーディングよりデザインの方が難易度が高く感じました。

デザインのスキルを身につけなければと、たくさんのwebページを見て参考にしながらデザインを作ってみたのですが
(なんかダサい、好きじゃない)
という物しか作れませんでした。
なんかダサいとは思うのですが「なんか」の原因が分からないため解決できず頭を悩ませました。

デザインの難しさを実感しましたが、やっぱり素敵なwebページを見ると自分にも作れたらなという思いが芽生えるので今でもフロントエンドへの憧れはあります。

バックエンドエンジニアへの転向

約1年前からお仕事でnode.jsでAPIを作ることになりました。
AWSを使った開発環境なのでLambdaでコードを書き、API Gatewayに繋げることが主な作業でした。

元々node.jsで何かを開発した経験は無かったのですが、フロントのコーディングでjavascriptを使ったことがあったので未経験の領域でもなんとかコードを書くことはできました。
とはいえAWSを利用したことがなかったので最初はLambdaやAPI Gatewayがどのようなものなのか分からず、そもそもどのような働きをしているのかを理解していませんでした。

作業を行いながらそれらを学ばせて頂きましたが、世界の仕組みの一部を知れたような、未知の領域を切り開くわくわく感や新たな知識を得られることへの喜びがあり、楽しく作業をすることができました。
そういえば小さな頃から子供用の科学雑誌の付録で何かを組み立てたりすることが好きだったので、何がどのように動くのか知ること、動かせることが好きなようです。

初めて作ったAPIが要求に応えて動いているところを見たときは感動しました。
「何かを作り上げる」という感覚はフロントよりバックの方が強く感じます。

開発をしている内にバックエンドは完成の基準がはっきりしているのもいいところだなと感じました。
フロントエンドはページのデザインやコーディングで余白や文字の大きさ、全体のバランスなど、こだわるとキリがなかったり、完成の基準が人によって違ったり、いつまでも完成と思えないようなこともありますが、バックエンドはAPIが動けば完成なのでとても明確です。
YES/NOがはっきりしていることの方が好きなので、わたしはこっちの方が向いているのかもしれない、、!
と思いました。

いまやりたい領域

「バックエンドの方がわたしには向いているかもしれません!」
と、弊社のトップエンジニアの東に相談したところ、とても共感して頂き「ようこそこちら側の世界へ」と歓迎して頂きました。
ただ、その場に一緒にいたフロントエンドエンジニアの黒澤はREPOCにフロントエンドエンジニアが不足していることもあり残念がって下さっていました。

しかし、そんな黒澤はフロントもバックの知識があった方が良いと思うことがあるようで、機会があればバックも触ってみたいと言っていました。
確かに両方できることで視野が広がり、作業がスムーズになることもありそうなので、どちらも経験できたのはありがたいことだと実感しました。

バックエンドへ転向と書きましたが、やっぱりフロントエンドへの憧れはありますし、バックエンドでごりごり機能を作るのも楽しいので、いまは両方できるようになりたいという思いが強いです。

そう思ってはいますが、先のことは相変わらずざっくりとしか考えておらず、自由気ままな性格なので5年、10年後には全く違うことをしていてもおかしくないですし、このままエンジニアを続けているかもしれません。
REPOCは社員が新事業の提案をしやすい環境なので、良い企画が思いついたら新事業を始めているかもしれません。

先日noteに記事を上げていた畠の「REPOC RC」は正にそれで、新事業立ち上げから瞬く間に人気ラジコンイベントになりました。

「始めて3ヶ月の趣味が事業になった話~REPOC RC立ち上げ記~」はこちら

社員の新事業提案がちゃんと事業として成長しているのを見ていると、改めて夢がある面白い会社だなと思います。

というわけなので、先のことは気にせずに、これからもその時のやりたいことに全力で挑戦していきたいと思います!

さいごに

文章力がないので読みにくかったのではないかと不安ですが、最後までお読み頂き、ありがとうございました!
自分の考えを言語化することが苦手なので、このような機会を頂けてありがたかったです。
エンジニアとして、人として成長をした成果を、ここでまたお伝えできるように、これからも頑張りたいと思います!


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