詩恵乃

詩を書いています reposchainon=『休息、幸せの連鎖』をテーマに掲げて詩を書…

詩恵乃

詩を書いています reposchainon=『休息、幸せの連鎖』をテーマに掲げて詩を書いています ちなみにルポ·シェノンというのは自身が作った造語です

最近の記事

【詩】幸せの見つけ方

炎天下の公園で 横の線路に電車が走っていくたび 同じように走って喜びを体現している あまりに勢いよく走るもんだから 被っている帽子が頭から落ちて でも 落ちたことに気づかない 幸せの中に今いる 目の前のこと以外 気をとめない 今 目の前にあることが全てで 幸せは目の前にすでにある 何が幸せか?幸せを追うなんて 実は無駄なことを日々 人は繰り返している なんて 知っているようで わかっているようで 実はそれが一番難しくて 人生一番の夢で 幸せを探して追っているこ

    • 【詩】飛び石

      森の中をぐんぐん歩く 探し物はなんですか? 草をかき分け まだ見つからない 虫さんごめんよ!そこにいると危ないよ! まだ見つからない 歩く足が早くなって 見つかった。 森の中地面に並ぶ石の道 丸くて人1人が立てる石 等間隔に並んでいる それにまずは立って 次の石へと飛び渡る 目的なんて必要ない そこに立って歩くのが楽しいんだ

      • 【詩】春風

        温かい日が続いたらと思ったらまた寒くなって 元気になったと思ったらまた夜眠れない 一人で頑張ろうと思ってもやっぱり 隣にあなたが居てくれないと心に穴が空いて その穴を風がヒューヒュー寂しいと鳴いてるよう そんな北風のような思いをあなたにはしてほしくないから わたしは寒い日には北風からあなたを守れるように もっと強くなりたいと心に誓う 今は遠くにいるけれど いつか あなたの心に温かい春風が通っていけるような そんな作品を あなたの隣にそっと置けれぱいいな

        • 【詩】まつげ

          まつげが揺れている その細い幾千にも集まるものたちが わたしの方を向き そっとあなたの頬は赤くなり それを見たわたしの鼓動は早くなる

        【詩】幸せの見つけ方

          【詩】洗濯

          【詩】洗濯

          【詩】私はまだみたことがない

          愛されようと思うな 愛されようと思った時に それは愛のかたちでは なくなっている 人類ほんとうの愛をみたものは いるのか 私はまだ見たことがない お借りしました∶ rupikorupiko 様

          【詩】私はまだみたことがない

          【詩】電車は容赦なく走っていく

          雨が上がり 青々とした草木の香りが濃くなる 遊園地の閉園時刻が近づき 帰り道へ誘導される音楽が忙しく鳴り響く 手を離した風船が暗闇の空へ 溶け込んでみえなくなった 駅を後に車内に体を任せて 街のネオンを眺めながら 心は非日常にまだいるというのに 電車は容赦なく日常へ走っていく お借りしました: m_oonote様

          【詩】電車は容赦なく走っていく

          【詩】戦友

          仕事終わりの何気ないメール 『お疲れ様』 『今日は忙しかったね』 そんなよくある社交辞令 でもそれは自分の心であり一緒にいる人の心である 気持ちの共有 何かを掴んだわけでもなく 絆を深めたことがあったわけでもない だけど 短文の中の『明日も頑張ろう』 この月並みの言葉に今日も救われるのだ お借りしました :rupikorupiko 様

          【詩】戦友

          【詩】風にふかれて

          優しくされる度 綿毛が飛んでいくかのように 一方通行の想いが 風にのって遠い遠い どこかへ運んでくれたらと願う お借りしました :poconen さん

          【詩】風にふかれて

          【詩】今日のあなたへ

          晴れ続きの週が 少し止まってしまって 風が強くなってきた 小鳥たちがいそいそと どこかへ飛んでいき 姿が見えなくなってしまったのだけども 今日もあなたの 楽しいを 1つでも多く 見つけられますように お借りしました: eriko_fukaki 様

          【詩】今日のあなたへ

          【詩】鍵穴

          世界の裏側にはあなたのことを 必要としている人がいるのに 今あなたは何もせず 動かず ただそこにつ立っている 外を歩けば沢山の出会いがあるというのに 外に目を向ければ新しい自分を見つけられるのに 何もせず ただ明日を何も考えずに ただ息が絶えるのを待っている ほんとうにそれが正しいと思うか 小さな鍵穴から外を覗いただけでは外の世界なんて一点しか見えないし ほとんどまわりの景色なんて見えない 本当の景色は歩き回った者にしかわからない 自分自身で動かないと

          【詩】鍵穴

          【詩】いつの間日夜ら

          夜の更ける時間と朝日が昇るまでの時間の合間 空気がピンと張り詰めて目が覚める あなたのことが頭に浮かぶ 手を繋ぎたいとかよりも 今あなたの中で どんな感情が流れているのだろうか あなたのみえるセカイを知る度に あなたへの興味が折り重なって あなたの嬉しそうな顔をみるだけで ワタシの心が跳ねていく いつのまにやら 心があなたで浸透していく お借りしました: yukiotegami 様

          【詩】いつの間日夜ら

          【詩】理想と自分

          夕食の買い忘れた食材を買いに 値引きシールが貼られる時間 急ぎ足で駆け込む 棚に並んだ新鮮な野菜と カートの値引きシールの貼られた野菜 値引きの効果は低く 棚に並んだ品より高い値引きの品 普通に考えれば新しく安い物を手に取るのが人の心理というものなのに たまに自分の勝手な理想を押し付けたくなる時が ある 「食品ロス」という言葉が頭を過る そして自分の理想を突き通したい為に エゴで理想の自分に今日も酔いながら  今日もこれでいいんだと思い 急ぎ足でレジに向かった

          【詩】理想と自分

          【詩】ぐるぐる巡る

          毎日頭の中をぐるぐるまわる 色んなことを悩みそれについて答えを探す 答えがみつかってもまたその答えで悩む 人生なんてずっとそんな様なことがくり返し 起こる だから人は生きている お借りしました :rupikorupiko 様

          【詩】ぐるぐる巡る

          【詩】風が吹いたら

          風が吹いたら パラパラと雨が降る 帰り道を急ぐ鞄の中で 仕切り無しに音をたてる携帯 普段連絡をよこさない兄妹からの連絡 嫌な予感 やっぱり どこで聞きつけたのか 引っ越しするんの?始まりの連絡 頼んでもないのに 占いによると…の決まり文句で 人生を勝手に決めて 頼んでもないのに ベラベラ話題を話し出す 3年は我慢した方がいいとかのお節介 謎の解釈に左右される世界 誰かに人生を委ねる それは自分は放棄したことにならないか 生きることを諦めた

          【詩】風が吹いたら

          【詩】曇りのち

          雨が降る直前の匂い 朝の入れたコーヒーで目を覚ます 寝れなかった昨夜の出来事 気持ちが焦り 空回り 空は曇り空 もうすぐ雨が降る ワタシの心模様のように 桜は散って 梅雨に向かう季節 気持ちも体も疲れて 五月病という名がピッタリで 早く梅雨明け 気が先走る 空回り 焦らなくても 夏はくるのに 今日は曇りのち雨 お借りしました :noouchi 様

          【詩】曇りのち