見えないものが見えること
唐突だが最近、ハングルを少し読めるようになった。
私の他の記事を読んでくれている方は「は? つい先月からフランス語を練習してるとか言ってたじゃねえか?」なんて疑問と呆れを抱くかもしれないが、まぁそんなものだ。私の関心がとっ散らかっているのよ。
“読める”というのは、あくまでもどんな音が表記されているのかを大まかに読み取れるようになっただけに過ぎない。その綴りにどんな意味が込められているかまではわからない。ハングルが読めただけで、朝鮮語・韓国語がわかるってわけではないからね。ここ重要。
特別これらをマスターしたいだとか、ネイティブレベルになりたいだとかの願望があるわけではないので、ここいらで区切って英語やフランス語の練習に戻ろうと思っているが、これだけでも得たものはある。
やはり、文字が文字に見えるって体感には他に替えがたい喜びがあるからだ。
ちょこっと齧ったおかげで、ラーメンのパッケージや焼き肉屋の装飾の謎の記号の羅列に何らかの意味が込められていることがわかる。そんなこと当たり前だけれど、体感が伴うことで真に理解する。
だってさあ、ハングルって今までアンノーンの群れにしか見えなかったからね。
アンノーンは自体は可愛いが、全員が白目を剥いてて怖かったのだ、あれらが文字に見えるようになってよかった。
うん、この嬉しさはフランス語の時にももちろんあった。おしゃれなカフェや、美容院の名前や壁に描かれた謎のアルファベ(ット)が何だかわかるようになるからね。
すごいおしゃれっぽい雰囲気なのに案外大したことが書かれてなかったりする。
美容室『ザ・女』とか、サロン『ア・花』みたいなね笑
やっぱそういうのって楽しいし大切だと思うんだ。(デザインとして気に入ったなら仕方ないけど)やっぱ「フ●ッキュー」とか「オレらはアホです」とか書かれた英字Tシャツとか着るの恥ずかしいじゃん。どうせならなんで書いてあるかわかった方が楽しいし、意味が取れないにしろ「何かのメッセージが書かれているんだな」って意識はあった方が有意義に感じる。
ってことで、異国の文字解読は他にも手を出してみたいね。インド映画のRRRが面白かったしテルグ語とかかね?
おしまい
あ、言い忘れてたけど、タイトルと天体観測は関係ないからね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?