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【現代語訳】植木枝盛

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自由民権家・植木枝盛(うえき えもり、1857(安政4)年-1892(明治25)年)の文章を現代語訳。
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記事一覧

【現代語訳】政府は天なんかじゃない(原題:「政府は天に非ず」、1880(明治13)年)

原文:植木枝盛  現代語訳:山本泰弘 〔訳注1:全国の自由民権団体をつなぐ組織として1880…

山本泰弘
2年前
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【現代語訳】植木枝盛「教育は自由にしなければならない」 (原題:「教育は自由にせ…

原文:植木枝盛  現代語訳:山本泰弘  今日、欧州各国がこのように開明な社会になっている…

山本泰弘
2年前
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【現代語訳】植木枝盛「自由は鮮血で買わなければならない」 (原題:「自由は鮮血を…

原文:植木枝盛  現代語訳:山本泰弘 〔訳注1:【 】は底本の伏字を訳者が文脈を踏まえて…

山本泰弘
3年前
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【現代語訳】植木枝盛「財政危機を脱するには関税自主権回復を」 (原題:「今日財政の…

原文:植木枝盛  現代語訳:山本泰弘 〔訳注:当時は金銀が世界共通の通貨であり、当時の日…

山本泰弘
3年前
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【現代語訳】植木枝盛「民権は憲法の奴隷じゃない」(原題「民権は憲法の奴隷にあらず…

原文:植木枝盛  現代語訳:山本泰弘  たわけ者め、何を言うか。「民の権利を広げる上では…

山本泰弘
3年前
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【現代語訳】植木枝盛「官僚は減るべし、役人は増えるべし」(原題「官吏は減るべく役…

原文:植木枝盛  現代語訳:山本泰弘  官僚とは、アメリカやヨーロッパでは国家と公共の召…

山本泰弘
3年前
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【現代語訳】植木枝盛「『国賊』とはいったい何か」(原題「何をか国賊と云うか」1877(明治10)年)

原文:植木枝盛  現代語訳:山本泰弘  いにしえより、政府に対抗する者がいれば人々は安直に国賊・反乱者と呼び、あまりに簡単に「賊」という字を用いてきた。どんなことであっても政府に対抗する人民がいれば「賊」呼ばわりし、その一方で政府についてはたとえ暴虐で圧制をなしても「賊」と断じることはない。  「賊」というのは、そのような意味では全くない。「賊」とは盗む、殺す、傷つけることだと字典に載っている。「盗賊」、「海賊」がその例である。なぜそれが政府に対抗する者を指す字だというのか

【現代語訳】植木枝盛「平和と乱世について」(原題「治乱論」1878(明治11)年)

原文:植木枝盛  現代語訳:山本泰弘  世が平穏なのは普通であり、世が乱れるのは普通では…

山本泰弘
3年前
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【現代語訳】植木枝盛「人をサル化する政府」(原題「猿人政府」1876(明治9)年)

原文:植木枝盛  現代語訳:山本泰弘 〔明治政府により処罰された、歴史に残る投書を現代語…

山本泰弘
3年前
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