business model for respiteJAPAN

今日はVCの皆さんや行政の方々から頂いた問いを整理したいと思います。

顧客セグメント(誰に届けたいのか?)

・誰も分かってくれないと思っている
・発達が遅れてる?と感じてもどうしていいのか分からない
・公園も児童館も行きたくない、外に出るのがコワイ
・「気にし過ぎじゃない?」「もっと愛情をかけたらよくなるよ」「おかあさんがもっとしっかりして」と言われている
・お母さんは笑顔が一番、辛くても頑張らなきゃ、そう思っている
・最近自分が何が好きなのか、何を食べたいのか、何をしたいのかわからない

こんな状況にあるお母さんお父さんに届けたい。

それは何人いるの?

日本では子どもだけで136万人の「なんか困ってる。うまくいかない」人がいます。大人を合わせると3000万人ともいわれます。
全ての子どもと親がサポートされているわけではなく、
136万人のうち約4分の1の30万人がサポートにつながっています。
ですが、これはあくまでもつながっているだけで、最適なセラピーやケアを受けているかというと、そうではありません。
原因は、2つ。①発達障害が個別性の高いものであること ②専門家が少ない
1人1人に合った環境やケアを提供することは現在の学校や児童精神科では難しいです。
そこを解決するために児童発達支援(自発)は放課後等デイサービス(放デイ)があります。
しかし、いまや郵便局より数があるこの療育施設ですが、専門性のある人がいるところは少なく(だいたい市内3,4か所)、ただ子どもを預かっているだけ、という現状です。

参考 H25 特別支援教育 文科省 P5

https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11801000-Shokugyounouryokukaihatsukyoku-Soumuka/0000032714.pdf

価値や強みは?

わたしたちが発達障害(かもしれない)子の親に届けたいのは
「一緒に育てる」という安心。

✘ ネット検索で得られる一般論
✘ 相談員に打ち明けても否定される
✘ 「休める時に休んでね」などといった役に立たないアドバイス

ではなく、
◉ 今、医師や臨床心理士、言語聴覚士、看護師、助産師、保育士、作業療法士に何をしたらいいのか分かる
◉ 提供側(病院・行政)の視点だけではなく、実際に「こうして欲しかった」「こういう情報が欲しかった」というユーザーの生活者の視点を持っていること。ユーザーの想いを否定しません!
◉ 24時間対応できること
◉ どんな悩みがあり、どんな成長をしてきたのか継続的にサポートすること


今日は以上です。