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とばかりに子供が持って帰ってくるアレ

子供がはじめてツマグロヒョウモンを持って帰ってきてから数週間。ほとばしるパトスのままに幼虫を持ち帰り続け、数が

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となりました。

いいですか子供よ、みんな生き物です。たくさん食べるんですよ、ご近所にスミレの葉っぱやきんかんの葉っぱの調達はあなたも手伝うけど、う○ちのお世話もしたらどうかね。お父さんお母さん、すっかりこの子達のう○ちの観察に慣れましたよ。

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アゲハのさなぎが初めて蝶になった時はすごく感動し、外に放つ時は「ここはダメ。花がない」「ここはダメ。あそこに鳥がいる」「ここは…」とすっかり甘々になっていました。

前回「お前は誰なんだい?」と思ったやつ。アゲハの幼虫でした。他の幼虫は鳥の糞のようなカサカサの黒白の形状なんですけど、この子だけ薄緑でしっとりしていて「モイスチャー」と呼ばれていました。最近脱皮し、一回り大きなアゲハ蝶の幼虫(多分ナガサキアゲハ)となっています。

虫が好きでも嫌いでもない私なのですが、世話をしていると愛着がわくんですね。最近とんでもない愛しいポイントを見つけて悶絶しています。

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いつもの糞掃除でキンカンの葉を洗おうとした時に、偶然私の指に乗った後ろ足が

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ピトって

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吸着したんですよ。

例えて言うなら…、あの、生まれて間もない赤ちゃんの手の近くに指をもっていくときゅっと握ってくれる感じ。あれを思い出しました。きゅて。

朝起きてそっとふたを取り、おみ足を触っていたら

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「幼虫で愛情補充するんじゃありません」と諭されました。そのとおりですね。



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