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これまでと、これから

経験のうえに立ってみて

2020年8月にはじめた合気道とヨーガ、2022年6月に岩手県遠野市にあるクイーンズメドウ・カントリーハウスを訪れて経験したことは、どれもいまの自分の土壌となっている。

クイーンズメドウ・カントリーハウスのポニー

「世界は広い」っていうか、「こんな世界があるんだ」と目の前で見たことに立ち尽くすしかなかった。(「そうか…こんなことが起こるのか」という表現の方が近いかな)

それと、そのときに自分のあり方を見つめ直さざるおえない状況になったことは、そのあとの仕事や普段の過ごし方にも影響があった。
これまで当たり前に過ごしてきた自分をふりかえったとき、じつは相当な無理をして頑張らせていたことに初めて気がついた。

荒川高原へ向かう車中というか荷台

合気道はその後1年半つづけ、ヨーガは3年つづけたところで離れる決意をした。違和感をそのままに通うのが難しくなったのが正直な気持ち。これまでの自分だったら辞めていなかっただろうな、と思う。また通うかもしれないし、離れたままかもしれない。


肩書きは、

これまでの仕事は「〇〇トレーナー」という肩書きで活動してきたけれど、いまは"〇〇トレーナー"という肩書きは名乗らず、トレーニングという言葉も自分からは使わないようにしている。と言いたいが、適当な表現がなく自己紹介のときにはやむなく使っている。

もともとスポーツの現場で選手のケガの応急処置やリハビリテーション、トレーニングサポートをする仕事につくことを目指して勉強をはじめ、そのあともずっとトレーニングという世界に触れていた。

今は身をおいている場所があきらかにそこではないし、"からだ"というものの奥深さやひろがりをいろんな角度から見てゆきたい想いも強い。



その人にとってどうすることが身体をよくしてゆくことなのか。

そこに正しい答えはないけれど、変わりつづける身体において
"手応えは頭ではなく身体で感じとるもの"だと思う。

クライアントと過ごしてきた経験の中で、そこに矛盾を感じたことはなかった。言葉を交わす必要がないくらいに"いい"感じを本人が1番わかってるから、私が「いいですね」と言うまでもないんですよね。

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