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<事例紹介>~サラリーマンから個人事業主へ転身した人たち         <60歳からの再雇用時に週3日の勤務を会社に提案、65歳からは雇用から業務委託に切り替え73歳の現在も業務継続中(その2)>

(その1から続きます)

<“半”個人事業主になったきっかけ・ステップ>

Aさん以外に担当業務ができる人材が他にいなかったこともあり、双方の希望で業務委託での契約を65歳以降もつづけることになった。会社もご本人も双方WIN―WINの関係。

個人で営業をする必要はなく、元いた会社からの要請にしたがって業務を行う形であったのでスムーズな独立が図れた。

<これからチャレンジする人へのアドバイス等>

【キャリアチェンジしてよかったことは】
①趣味の声楽練習の時間が確保できたこと、
②単身赴任が解消されたこと(関係会社に移籍したことにより)

【これからチャレンジする人へのアドバイス】
自分のキャリアの目的・目標から逆算してキャリア戦略を練る(キャリアスケジュールの作成が有効)
会社で必要とされる領域は何か(隙間を埋める仕事が長続きする1つのポイント)
将来のお客さんはこの移籍した会社、実務&勉強が重要
定年再雇用終了後は、どうしてもお客様もプロパー社員を選び勝ちになることは覚悟しておく
遅くても定年後再雇用の時期からお客様の信頼を得ておくこと
50歳前半からばくぜんとしてでもいいから方向性を定める
55歳から本格的な準備(OJT&外部での最新知識や活用する資格獲得)
60歳で舵を切る
健康が大切(替えがいない)
勤務先(将来のクライアント)が求める業務・人材は何かを考える
指示待ちではダメ、自分で行う部分が多い(確定申告など)

収入面については、多額の収入を得ることを当初から目的にしていなかった。現役時を100%とすると40%程度

年金等に手を付けずに趣味の費用は、個人事業主の収入で対応するイメージ

70歳を過ぎてからは、雇用で働く後進への引継ぎが増えてきたことは想定外だった。
(その3に続きます)


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