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<事例紹介>~サラリーマンから個人事業主へ転身した人たち         <採用業務という限られた領域で業務委託契約を締結し個人事業主として独立(その2)>

(その1から続きます)

<これからチャレンジする人へのアドバイス等>

当初の契約は1年間(週5日勤務)だったが、会社がM&Aとなり8ヶ月の期間となった。

その後は、親族の会社経営を手伝うとともに一般社団法人役員、キャリア研修講師など個人事業主として継続できているが、経営環境の変化(M&A等)で契約終了等がありうることは頭に入れておく必要がある。

役員経験者は65歳まで必ずしも雇用が保証されているわけではなかったが、業務委託に切り替えることによってそれまでの経験と大学教授などの人脈を活かして65歳まで働くことができたのは良かった。

何が役に立つかわからないので、積極的に多様な経験を積み重ねることと人脈(特に会社外)作りは重要。

同じ会社から委託を得たいのであれば、60歳以降の収入減とは関係なく真摯に業務を行うことが大切。

雇用契約や委託契約などの契約形態で、処遇などは変化するが、働く価値や考え、取り組み方は変わらないと思う。自分の人生を楽しく豊かにできる働き方をすれば良いと思う。

収入面では、嘱託時の金額で委託されたので変化なし。更に、通勤時の交通費も別途支給され、特別支給の老齢厚生年金も支給になったので、総額として増加した。

ただ、健康保険は企業健保を継続したため企業負担分がなくなり社会保険料の支払いは増加した。
(その3に続きます)



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