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【新しい働き方LAB】離島DXプロジェクト!第二の故郷福岡で愛される能古島のポテンシャルがフリーランスチームの熱意でどう引き出されるのか?!

◆実験の概要

クラウドソーシングサイトのランサーズと福岡市がタッグを組んで、福岡市の離島・能古島の変革に取り組むという実験が、2022年6月~12月の半年間行われます。

能古島は2022年現在人口約700人、博多湾に浮かぶ小さな島。人口減が懸念される中、コロナ禍の影響を受けたこともあって訪れる観光客数も減少の一途をたどっています。

しかし、豊かな自然や福岡市とのアクセスの良さなど、すでに持っているのに生かし切れていない魅力を能古島はたくさん持っています。

そこで、能古島の魅力を感性豊かなフリーランスメンバーの視点で掘り下げ、福岡市や能古島の住民の皆さんと連携しながら新しい離島観光の形を創り出していこうではないか―というのが今回の実験の概要です。

◆県外出身・地元在住者から見た能古島

私は15年前に福岡市へ越してきました。

越して来る前の福岡のイメージは「ラーメン」「明太子」「太宰府天満宮」と今思えば本当に上っ面な感じではありましたが、越してきて意外だったのが海が好きな人が多いということでした。

福岡市中心部から見て東北方面にある志賀島、西方面にある糸島といったエリアにはレジャー施設やカフェなどがたくさんあり、夏だろうが冬だろうが多くの人が遊びに行きます。

能古島は離島ですから当然周辺を海に囲まれているのですが、海で遊ぶというよりも船に乗って渡るというステップを楽しむ場所という感じ。越してきた当初は「10分で行ける離島…最高じゃん!」と思ったものです。

志賀島や糸島が陸続きで日常とつながった感覚がある一方で、能古島は福岡市民であってもある意味非日常感があります。

ただ、この非日常感というのが現状ではうまく生かされていなくて、「年1回行けばいいや」という人が多いように感じます。コスモスが咲いた、夏休みのイベントが面白そう、そんな単発のきっかけで行くことはあっても定期的に行くという人はそう多くないというのが現実化と思います。

◆実験の目的

離島というメリットにもデメリットにもなり得る条件を踏まえて観光者数を増やしていくこと。

海を見たり海で遊ぶなら志賀島や糸島で十分事足りるだけに、志賀島や糸島にはないものを打ち出していく必要がありそうです。

能古島に住む皆さんの負担にならず、けれど人の賑わいがある程度感じられる状態にするというのが長期的にはメリットがありそうですよね。

このプロジェクトによって、さまざまな案件に携わってきたフリーランスのクリエイターの皆さんの斬新な視点がいい刺激剤になるといいなと感じます。

◆メンバーとしての活動

プロジェクトの具体的な活動内容はこれから決まっていくようなので、方向性に沿いながら協力していける部分を見つけていこうと考えています。

今回ライターとして応募し、参加できることになりました。

たとえば
・Yで始まるポータルサイトの地域ニュース枠をもっているので目玉のイベント開催の際はニュース記事として配信
・以前起業支援活動をしていたのでそのつながりを生かして能古島の魅力の発信協力をしてもらう
・ある地方自治体の事業でワーケーションやファミケーションについて取材を重ねた経験を活かしてアイデアを提示
といったことができそうです。

WEBデザインやアプリ開発といったDXに直接的に貢献できるスキルはありませんが、福岡市在住者として能古島の知名度が上がっていくのは嬉しいので、微力ながらも協力していきたいです。


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